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「そ、それはどういうこと…なのですか…」
【…御前には二人の子がおったのは知っておるな…】
「小りん様と俊宗様ですね。」
【妾達は分家…、椿の方は本家にあたる。】
鈴鹿御前には二人の子供が居た…
2人が幼い頃に鈴鹿御前は強大なる鬼を封じる為に己の命と引き換えに亡くなり、その後は夫が一人で育てた。
2人はすくすくと成長し、大人になるとそれぞれの道を歩んだ。
小りんは邪気を払う巫女として各地を渡り歩きその土地で想い人と出会い夫婦なった。
陰陽師の妻として様々な妖怪を封じ、今では紫と紬の代まで続く名家となっている。
俊宗は跡取りとして本家に残り、鬼滅師としての功績が認められ鬼を討伐する者という意味である『鬼討』という名が献上され今でも尚こちらも名を馳せている。
「前に濡れ女から聞いてはいたけど……まさか関わりがもうあったとは思わなかった…」
「けれど…両家はあまり仲良くはないと聞きます。」
【あぁ。どちらが御前の血を1番に受け継いでおるか、とくだらん争いを長年続けておる…】
「…そんな相手から刀を譲ってもらうことなんて…正直無理なんじゃないか？」
「……」
【戯け。だからこそ手を焼いておるのだろうが…ﾊｧ】
ちゃぶ台に肘をつき呆れ顔で鬼太郎を見ながらため息を吐く。
「でもまさか椿が鈴鹿御前の末裔だったなんて…運命というものは本当に複雑ですね。」
「……」
写真を取り、そこに移る椿を紬はじーっと見つめる。
今、椿は一体どうしているのだろう…
生きているのだろうか、
それとも……
それを考えるだけで胸が苦しくなる。
to be continued...
終わり
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騎姫(プロフ) - サヤノさん» 早く西洋妖怪編書きたい！頑張りますね（笑） (2018年11月24日 17時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» はい！椿が本家で紬と紫は分家です（笑） (2018年11月24日 17時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、ごきげんよう・・最近の鬼太郎は毎日毎週しっかり見ながらたくさんの妖怪を見ています、それから西洋妖怪編では、鈴鹿御前と亡命した魔女のアニエスの昔の秘密や石妖の事件では石山妖子さんに対する友好感の話も待ってます！ (2018年11月23日 8時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - こんにちは、椿さんが鈴鹿御前の本家で紬さんは分家ですね！ 次回が楽しみに待ってます。 (2018年11月20日 10時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 椿は夏美にあったことは残念ながらありません。ですが、春夫と冬子そして夏美のお母さん(中学生くらいの頃)とは面識があります（笑）あともう少しでこの話も終わりです！頑張ります笑 (2018年11月18日 18時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年11月17日 15時
