【ゲゲゲの鬼太郎】鈴鹿御前の末裔23

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地上げ屋 アジトでは、地上げ屋のリーダーが怒りヒロを殴り飛ばしていた。









「やっぱり彼処は呪われたアパートだったんだ！それをヒロ、てめぇはぁぁぁぁ！！！」






ブツン…









と、電気が消え社員達は叫び声を上げる。









一人は背中の上に黒い影が乗り、またある一人は宙に浮きながら黒い影に縛られる。








「うわぁぁ！目ガァァァ！！」






砂の音がしたと思えば、ヒロの目に砂が飛んできた







側に居た黒い影が権利書と判子を奪い取る。





「これは返して貰うよぉ？」









カランコロン…







と下駄の音を聞いた瞬間昔も同じ目にあっていた地上げ屋のリーダーの顔がどんどん青ざめていく。








「やぁどうも…お久しぶりですね………」






そして後ろからはもう一つ、巫女装束を身にまとった紬…







「ひ、ヒィィィ！！！！…ち、違うんだっ！お、俺は約束を破るつもりなんてｯ…なかったんだ！！頼む！信じてくれよ！！！！」








紬の影を見た瞬間、慌てだしペラペラと話し始める。









薄暗いのもあり紬の顔がみえていないからだろう…









どうやら誰かと勘違いをしているらしい。

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