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牛鬼がカメラマンを追いかけ去ったあと、紫は牛鬼岩にやっとの事でたどり着いた
【此処か…牛鬼岩は………】
【ﾊｧ-…何百年も来ぬと道が替わり果ててたどり着くのに時間がかかった…】
【だが此処はどんなに時が経とうとも禍々しさは変わらぬか…封印してもなお抵抗し続けるとは……】
岩の下まで行きながら溜息を付き愚痴をこぼしていれば……
【…ん……(まさか……)！】
紫はある違和感に気づき、軽やかに岩の上へと舞い降りる
そして封印した穴が空いていることに気づく…
【なっ…！封印が…ﾁｯ……遅かったか………】
嫌な予感はこの島に来た時点であった
昔と違い煌びやかになり観光客で溢れている今…
よそ者が噂を聞いてイタズラ半分で訪れるかもしれない
封印を解かれては困ると思った紫は封印の強化と万が一人間がいた時の牽制を行うために訪れたのだが……
【もうあれから何百年も経つ、人間の言伝も限界か……哀れだな、】
でこぼこした地面に膝をつき動かされた石に手を添え目を閉じる
紫も紬同様に物体に触れる事でそこで起きた出来事を見ることが出来る
【やはり間抜けな人間……ﾁｯ…あの溝鼠……あの時火鼠にするべきだったな……ﾊｧ-…】
映像の中に二限の他にもねずみ男のシルエットが見えた途端歯をギリッと鳴らし怒りを顕にする
だがここで怒っていても現状が良くなることは無い…
立ち上がり、紬の気を辿ろうと街の方向を向き探す
【兎に角、紬と合流…ｯ】
ﾄﾞｯｯｯｯｶﾞｧｧｧｧﾝﾝﾝﾝﾝ
【…ｯｯｯ!!!!?!】
その時だったいきなり街の方から爆発音が聞こえる
そちらを見れば車かなにかが爆発し辺り一面火の海となりかけていた
【クソっ…街に降りていたか…！】
片手を前へかざす
すると何処ともなく桜の花びらが舞う
空中に花びらで足場を作り軽やかに飛び跳ね牛鬼のいる街の方へ急いだ
【頼む、早まるでないぞ…ｯ】
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騎姫(プロフ) - サヤノさん» 最近仕事が忙しくてなかなか更新出来ずすみません(；・∀・)もう少々お待ちをー！ (2018年11月14日 20時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 妖怪アパートの回と石妖の回をお待ちしております！ 暖かいスタミナ料理を食べて体を暖めてから頑張って書いて下さい。 (2018年11月13日 7時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！さぁ、それはどうでしょう！（笑）読んでからのお楽しみー！ (2018年11月11日 16時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - こんにちは、騎姫さん、 毎日読んでた鬼太郎と鈴鹿御前の物語を読んでます・・それともし、西洋妖怪の戦いが近づき始めた時は魔女姉妹のアデルとアニエスの場合は亡くなられた母君から守る仲である先代の鈴鹿御前の可能性を信じます。 (2018年11月11日 11時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 了解しました。話はこちらで頑張って考えます。頑張ります！ (2018年11月8日 17時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年10月26日 0時
