・ ページ19
鬼太郎との最初の出会いを思い出しながら紬は走っていた…
(あの時のことアナタは覚えていますか…？ねぇ、鬼太郎………)
ーーー
鬼太郎と初めて出会ったのは私の屋敷の近くの森で怪我を負い気を失っていたのを見つけ看病したのがきっかけだった
その頃の鬼太郎は今と違い口数が少なく、手当してもらったことに感謝している様子はあれどもあまり関わり合いになりたくないという雰囲気を出していた
それでも私は別に構わなかった
だってこの屋敷に訪れる人なんて波音くらいで後は近くにいる動物と話す程度…
数週間経ち、鬼太郎は自分の家に帰って行った
これでまた一人だった生活に戻る…
誰も居ない屋敷が何故か広く感じられた、
きっとこれが寂しい…って感情なんだろう
だけどアナタはまた来てくれた
＿＿お礼…ちゃんと言ってなかったから………その、
＿＿ありがとう… 。
初めて見たアナタの笑顔は私の心に色を与えるには十分だった
＿＿もし君がよければ一緒にこないか？
ぶっきらぼうな口調でアナタは問い手を私に伸ばしてくれた
＿＿心配しなくていい。
＿＿君に何かあった時は必ず僕が助ける
＿＿だから、もし僕に何かあった時は...
＿＿僕を殺してくれ…
あってまだ間もない私に何故そんなことを言ったのか、未だに分からないけれど
呟いた鬼太郎の顔は寂しそうで...、けれど
意志の強さは凄く伝わる…
そして私は彼の手を
握り返した。
この時思ったの、
この人になら私の命も預けることが出来るかもしれない
そして、もしアナタを倒さなくてはならなくなった時は私も…＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 最近仕事が忙しくてなかなか更新出来ずすみません(；・∀・)もう少々お待ちをー！ (2018年11月14日 20時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 妖怪アパートの回と石妖の回をお待ちしております！ 暖かいスタミナ料理を食べて体を暖めてから頑張って書いて下さい。 (2018年11月13日 7時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！さぁ、それはどうでしょう！（笑）読んでからのお楽しみー！ (2018年11月11日 16時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - こんにちは、騎姫さん、 毎日読んでた鬼太郎と鈴鹿御前の物語を読んでます・・それともし、西洋妖怪の戦いが近づき始めた時は魔女姉妹のアデルとアニエスの場合は亡くなられた母君から守る仲である先代の鈴鹿御前の可能性を信じます。 (2018年11月11日 11時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 了解しました。話はこちらで頑張って考えます。頑張ります！ (2018年11月8日 17時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：騎姫 | 作成日時：2018年10月26日 0時
