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「来なさい…！私が、お相手致しましょう！！！」
札を出し薙刀へ形を変えそれを手に持ち牛鬼の技を交わしていき、カルラ様のお社から距離を稼ぐ。
木から木へと飛び、牛鬼を引き付け何処か広い場所で時間を稼ごうと考えながら逃げて行く。
「っく！…っ…きゃぁｯｯｯｯ」
牛鬼の爪が紬の足を掠めた事で、木の枝に飛び乗るのに失敗…
真っ逆さまに落ちてしまう
地面に打ち付けられるも何とか立ち上がり体制を整え様とした時……
「…っ!!!!!!!」
周りにあった木々を足で薙ぎ払い、その木々達が紬の方へと降ってくる。
「…っ…ｯ！…はぁーーーーたぁｯｯｯｯ!!!!!!」
それをなんとか持っていた薙刀で切り裂き回避するが、その瞬間を狙っていたかの様に牛鬼の爪が紬を襲う
「…っ!?」
「ぐっあぁぁｯｯｯｯ!!!!!!」
咄嗟に目をつぶるも痛みが中々やってこない、それどころか聞き慣れた呻き声が聴こえ驚き目を開く…
「は、ハクｯｯｯｯ！？」
なんと紬を庇ったのはここに居ないはずのハクだった
あの後やはり主人が心配で巨大化し、空を飛びながら牛鬼が通った道を辿りここまで来た
そして間一髪のところを身を呈して守ってくれた…
だが深手を負ってしまったハクは仮の姿に戻ってしまう
抱き抱えられながら力を振り紬へ声を掛ける
「む…ぎ……に、………げろ……っ……ｯ…」
「ハク…！しっかりしてハク、ハク…っ！！！」
涙が止まらない…
悔しい、何も出来ない自分が…
「ここで休んでいて、ありがとう…ハク…っ」
茂みに気を失ってしまったハクを横たわらせ、カルラ様のお社へ向かおうとする牛鬼を睨みつける
「…待て…アナタの相手は私よ…
もう…手加減などしない！！！こい、ゲゲゲの鬼太郎！！！」
涙を流しながら悲しみを含んだ瞳で牛鬼を見つめ叫ぶ
紬は負傷した身体を無理に動かしまた走る、牛鬼はその後を追う
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騎姫(プロフ) - サヤノさん» 最近仕事が忙しくてなかなか更新出来ずすみません(；・∀・)もう少々お待ちをー！ (2018年11月14日 20時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 妖怪アパートの回と石妖の回をお待ちしております！ 暖かいスタミナ料理を食べて体を暖めてから頑張って書いて下さい。 (2018年11月13日 7時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！さぁ、それはどうでしょう！（笑）読んでからのお楽しみー！ (2018年11月11日 16時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - こんにちは、騎姫さん、 毎日読んでた鬼太郎と鈴鹿御前の物語を読んでます・・それともし、西洋妖怪の戦いが近づき始めた時は魔女姉妹のアデルとアニエスの場合は亡くなられた母君から守る仲である先代の鈴鹿御前の可能性を信じます。 (2018年11月11日 11時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 了解しました。話はこちらで頑張って考えます。頑張ります！ (2018年11月8日 17時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年10月26日 0時
