・ ページ12
猫娘達に連れられ恭輔のお爺さんの家へ向かう
その間も牛鬼は街を破壊し続けている……
「恭輔！無事で良かった…！」
「でも街が牛鬼に！！」
「誰かが封印を解いてしまったか…」
「あの牛鬼の正体はわしの息子何じゃ！」
「あ、アンタは？」
「いくら乗っ取られたとは言え、鬼太郎がこれ以上島のみんなを苦しめるのは忍びない…如何すれば良いのかお知恵をお貸し下され！」
「…このままでは島は牛鬼に破壊し尽くされてしまうじゃろう。じゃがこの嵐では島から逃げ出す事は叶わぬ………」
この島にいるもの達は殆どが観光客…
人間達は各々赤ん坊だけでも…社長の自分だけでも…など、都合の良い事ばかり口にしていた
「…っ………」
「紬…大丈夫……つむぎ？」
紬の目は涙で腫れ、やつれた顔をしとても正気を保っているとは言い難い表情をしていた
隣でずっと寄り添う猫娘は紬を心配して声を掛ける
だが今の紬にその声は届いていなかった
ただただ騒ぎ続ける哀れな人間達をぼーっと見つめた
「だから牛鬼岩に近づいてはいかんかったんじゃ！！」
「っ！申し訳ない！軽い気持ちで岩の封印を解いてしまった…許して下さい！！」
カメラマンが自分のしてしまった事の重大さを知り、心から謝罪する
だが他の人間達はカメラマンを責め立てる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 最近仕事が忙しくてなかなか更新出来ずすみません(；・∀・)もう少々お待ちをー！ (2018年11月14日 20時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 妖怪アパートの回と石妖の回をお待ちしております！ 暖かいスタミナ料理を食べて体を暖めてから頑張って書いて下さい。 (2018年11月13日 7時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！さぁ、それはどうでしょう！（笑）読んでからのお楽しみー！ (2018年11月11日 16時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - こんにちは、騎姫さん、 毎日読んでた鬼太郎と鈴鹿御前の物語を読んでます・・それともし、西洋妖怪の戦いが近づき始めた時は魔女姉妹のアデルとアニエスの場合は亡くなられた母君から守る仲である先代の鈴鹿御前の可能性を信じます。 (2018年11月11日 11時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 了解しました。話はこちらで頑張って考えます。頑張ります！ (2018年11月8日 17時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：騎姫 | 作成日時：2018年10月26日 0時
