・ ページ2
「ツアーの定員が3人だったからオマケで誘ってあげたのに……遅刻するなんて！…っ！！」
ぶつぶつと隣で文句をたれるまなの横で猫娘は何かの邪悪な妖気を感じ、山を見つめた
「この島…」
「猫ちゃんも感じますか…」
「微かにだけど…嫌な感じがするのよね、あの山………」
「恭輔！」
二人でその原因だと思われる山を見つめていれば離れた所から呼び名が聞こえる
そちらに目をやれば、三人の男の子達が恭輔という男の子を囲み押し飛ばしていた
「お前もお前んトコの嘘つき爺さんもマジきみ悪いんですけど〜！！」
「…っ！牛鬼の伝説は本当の話だ…！！！」
「！」
(牛鬼…？)
牛鬼、という名に紬と猫娘が反応する…
「そんな薄気味悪い伝説広まったら観光客が来なくなるだろ！」
「島のブランドが下がるんだよ！」
「パパの店も儲かり出したのに！！」
「良い加減島から出てけよ！」
「こらぁ！！何やってんのよアンタ達！」
「がるうぅぅぅぅｯｯｯｯ…」
胸倉を掴まれる恭輔、見ていられなくなったまなとハクが男の子達に向かっていく
「…何もしてません、僕達友達です〜」
「お姉さん達観光客さん達ですよね？」
「沢山お金落として行ってね〜？」
「僕達の小遣いも溜まるから！！」
男の子達は誤魔化し笑いを浮かべながらその場をそそくさと去った
「大丈夫？君…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 最近仕事が忙しくてなかなか更新出来ずすみません(；・∀・)もう少々お待ちをー！ (2018年11月14日 20時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 妖怪アパートの回と石妖の回をお待ちしております！ 暖かいスタミナ料理を食べて体を暖めてから頑張って書いて下さい。 (2018年11月13日 7時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！さぁ、それはどうでしょう！（笑）読んでからのお楽しみー！ (2018年11月11日 16時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - こんにちは、騎姫さん、 毎日読んでた鬼太郎と鈴鹿御前の物語を読んでます・・それともし、西洋妖怪の戦いが近づき始めた時は魔女姉妹のアデルとアニエスの場合は亡くなられた母君から守る仲である先代の鈴鹿御前の可能性を信じます。 (2018年11月11日 11時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 了解しました。話はこちらで頑張って考えます。頑張ります！ (2018年11月8日 17時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：騎姫 | 作成日時：2018年10月26日 0時
