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「やっぱ野菜なんぞより、魚はずっと美味えなぁ〜…｣
カワウソはいつもの様に人間から騙し取った魚を橋に座り、嬉しそうに頬張っていた。
「やはりアナタでしたか…」
「!?だ、誰だ！！…っお、お前は………っ…！」
「あら私をご存知で？」
「な！よくもぬけぬけと…！忘れたとは言わせねぇーっぞ！！」
「え…」
「昔とちょっとばかし姿を変えてるよだがな、騙されないからな!!!鈴鹿御前！！！！」
「あ、あのう…すみません。人違い、いえ…妖怪違いですよ？」
「は？」
「私は鈴鹿御前の末裔、百鬼紬
と申します。」
「つむぎ？…お前ほんとーに鈴鹿御前じゃないのか…？」
「ええ。というか、まさかアナタが御前様とお知り合いだったとは…世間は狭いとはよく言ったものですわね〜」
「あ、あ、あんなやつ知り合いでもなんでもねぇーやい！あいつはなすんげぇーおっかねぇんだ！」
その頃の事がフラッシュバックしたカワウソは身体をビクビクと震わせ顔もどんどん青ざめていた。
「。。。(御前様…若かりし頃は少々やんちゃな時期があったと聞いていたけれど……一体なにをしたのかしら、、、)」
そこへ背後から見知った妖気を感じ紬は後ろを振り向く。
「こんにちは。また会ったわね〜｣
そこには猫娘の姿があった。
だがいつもと違い、猫娘から怒りに満ちた妖気を感じる
「おっ！お姉さん！この間は薩摩芋ありがとう！病気の母ちゃんも喜んでたよ！｣
カワウソは紬の横をすり抜けるように走り、猫娘に駆け寄った。
猫娘の黒い妖気にも気づかずに…
「病気のお母さん…？｣
猫娘は下を向いたまま、そう尋ねた。
「ああ！おかげで食欲も出てきたみたいで…？(あれいつもと様子が…)｣
「可笑しいわねぇ？お母さんは亡くなったって言ってたじゃないの…｣
「!?!!」
カワウソはその言葉を聞いて焦り出す
このままでは嘘がバレてしまう、そう思ったカワウソはとりあえずとぼけることにした。
「えぇっ!?ぁー、そぅ…だっけぇー…？｣
「やっぱりアンタ……
オベベ沼のカワウソねェェエエ工！！｣
爪を出し戦闘モードになった猫娘は勢い良く飛び上がった瞬間麦わら帽子が取れる。
そこから見えた猫娘の顔は化け猫と化していた……＿＿
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騎姫(プロフ) - サヤノさん» さあ次回は逆五芒星の妖怪が出てきますね！覚えていますか？まなが手に何か文字が書かれた時、もう一人の『つむぎ』もそれを受けていました。それがどうなるのかはお楽しみです（笑） (2018年9月25日 18時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、今度は蒼真くんと大翔くんに会えた時は素直になれる時期でしたよね？ 逆五芒星の力で復活した妖怪と妖怪学校です！((( ；ﾟДﾟ))) (2018年9月25日 10時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» まさかの鈴鹿御前と面識があったカワウソ…昔今と同じ事をカワウソを退治しに来た鈴鹿御前にして酷く叱られた過去をお待ちます（笑）これからの話に乞うご期待（笑） (2018年9月21日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、こんにちは・・・やはりカワウソくんでしたか、本で読んだときにカワウソくんの好きなお魚のフナの匂いで変化解除します、 カワウソくんにはあるわけがあって淋しがっていました。 (2018年9月21日 13時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 頑張って想像をふくらまかせて下さい！当たっているといいですね（笑） (2018年9月20日 2時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年8月30日 16時
