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「っ…!!?」
目を覚ますと、目の前に紬の手を握りかなり焦った様子の鬼太郎と…
目玉おやじの顔があった。
「鬼太郎……おじ様……」
｢紬…っ………良かった、目が覚めて…｣
「…鬼太郎……泣かないで。」
「こ、これは…その…汗だっ…！」
「ふふふ…」
起き上がり笑う紬を見て鬼太郎は胸を撫で下ろす。
紬が眠ってしまっていた時と重なって、周りなどきにせず、我を忘れたように焦りを隠せず必死に名前を呼んでいた。
だから紬に指摘されるまで自分が泣いていることにさえ気づかなかった。
恥ずかしい…
「そういえば、あの子は…」
その質問に目玉おやじは何か言おうとしたが、口を噤んでしまう。
＿＿良いか、余計な事を言うなよ。
＿＿お前は口が軽いからな、心配だ…
(分かっておるわい…)
そして……
｢もう全て終わった、大丈夫じゃ…｣
紬に微笑むと、紬は少し間をおいただけでそれ以上は何も聞かず同じように微笑み返した。
「それと、鬼太郎…」
「ん？」
「鬼太郎もありがとう…」
「え…」
「アナタが私の手を握って声をかけ続けてくれたから私は戻ってこれました。だから、ありがとう……」
紬は鬼太郎が涙を吹く時に話されてしまった手を両手で優しく包む様にして、
そっと花が綻ぶような微笑みで感謝の気持ちを伝える握って貰っていた手を上げた。
｢ぁ…あぁ………//｣
「ふふっ」
鬼太郎は少し頬を赤らめ、恥ずかしくてそっぽをむいてしまうが横目で愛おしそうに見ていた。
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騎姫(プロフ) - サヤノさん» こんにちは、残念ながらハクと波音は出てきません！ (2018年7月21日 12時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - そういえば騎姫さん、次回はのっぺらぼうの親戚のずんべらさんが渋った危険な術の整形術と顔が剥がれた事件と困っていた女の子の話では鈴鹿御前さんと波音ちゃんやハクくんと雪麗ちゃんが心配してずんべらさんと話すそうです！ (2018年7月21日 7時) (レス) id: 8d2a1aa09d (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - はい、その通りです！今回は鈴鹿御前が活躍してくれるかもですよー (2018年7月20日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 鈴鹿御前って鈴鹿山で有名な最も美しい女妖怪でしたね…だから裕太くんがヒロインさんを存じていましたよ。 (2018年7月20日 9時) (レス) id: 8d2a1aa09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年7月19日 20時
