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「音波さん....俺っ「はのん」え?」
「音波は偽名なの、波音も本名ってわけじゃないけどこれが今の私の名前...」
「い、いいの?そんなの俺に話して....」
「さぁー?どうかしらね。でも....」
「で、でも?」
「言いたいことあるんでしょ?」
「ははっ....ばれてたかぁ」
「そういうのは偽名じゃなくてちゃんとしたので言って欲しいから........特別よ!」
「うん、ありがとう。」
「では、改めて....波音さん。」
「うん、」
「貴女の雨の中綺麗に踊る姿に一目惚れしました、俺と....付き合って下さい........!」
「は、ぃ............ん?」
「ん?」
「なんでそれ知ってんの?あんた!やっぱりあの時見てたのね!!」
「え?そこ....?」
「さいってぇ!!!変態!」
「ぇ、えぇぇ!??!!う、わぁあぁぁ」
勢いよく両手で優人の肩を押す、咄嗟のことで対処できなかった優人はそのまま後ろへ尻もちをついてしまう
「ぃ、たたたた....波音さん、酷い!」
「し、知らない!....ばかっ」
「え!ちょっ....待ってよ!波音さん?波音さぁ〜ん!!!」
今の空気に耐えられなくなり怒ったふりをしながら帰ろうとすれば、後ろから慌てたように駆け寄ってくる
(あーぁ....これじゃ完全にもう淡海に文句言えないわね〜...)
これから先どうなるか分からない
人間と妖怪の恋だ、そう簡単に事が進むことはないだろう...
それでも彼となら、
共に歩める気がする
この先どんな試練が待っていようとも....__
to be continued...
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サヤノ - あのぉ、言いにくいのですが、波音さんに言わなければならない事があります、鈴鹿御前さんが石妖という女性妖怪と刃を交えました。 (2019年2月4日 9時) (レス) id: 41b29e3ed5 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます!この恋が叶うのか…それともほかの人魚立ちと同じように悲哀の道に進むのかでお楽しみに! (2018年7月20日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 波音さんの物語はまさに人魚姫ポジションでしたよ! (2018年7月20日 9時) (レス) id: 8d2a1aa09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:騎姫 | 作成日時:2018年7月12日 17時