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「はぁ....」
ドアを閉め、ため息をついた時だった
「もう宜しいのですか?」
「!」
まだ薄暗い横の渡り廊下を見れば、そこには先程の雪を振らせた雪麗が無表情を立っていた
「....」
それを無視して横を通り過ぎようとする
「後悔あとを絶たず....」
「は?」
「........」
「お前...何が言いたいわけ........」
「いえ、時として想いに勝てぬ事がある....それだけです。」
「どういう....っておい!なんなのよ...あいつ............」
それだけを言うと、雪麗は地獄へ帰って行った
「あんたに何がわかるのよ....っ」
「人間を恨んだこともない、閻魔の人形なあんたなんかに....あたしの気持ちが分かってたまるかよ。」
泣きそうな目で雪麗が去った場所を睨みつけた
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サヤノ - あのぉ、言いにくいのですが、波音さんに言わなければならない事があります、鈴鹿御前さんが石妖という女性妖怪と刃を交えました。 (2019年2月4日 9時) (レス) id: 41b29e3ed5 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます!この恋が叶うのか…それともほかの人魚立ちと同じように悲哀の道に進むのかでお楽しみに! (2018年7月20日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 波音さんの物語はまさに人魚姫ポジションでしたよ! (2018年7月20日 9時) (レス) id: 8d2a1aa09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:騎姫 | 作成日時:2018年7月12日 17時