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「でもあの化け物は一体なんだったんだろうね…」
「あぁ、陰摩羅鬼のことですか？」
「おん、も...らぁ....なんて？」
「妖怪、陰摩羅鬼。」
「死んだ人間の気…怨念などが集まって生まれる妖怪のことよ……」
呆れ顔でそう説明する波音の隣で驚きながらも軽く分析し始めていた。
「ょ、妖怪....！そうか、この一連の事件はその妖怪が........」
「へぇ、驚かないのね。普通の人間なら怯えたり命乞いするものじゃないですか？」
「そりゃすごい驚きはしてるけど....
妖怪なら納得かな、って。」
「え？」
「その実は俺、昔っからそういう霊？的なもの見えててさ。何度か危ない目にあったこともあるから、抵抗はないというか....あははは、、、」
「ふぅーん…昔から、ね……」
「それって生まれつき？」
いつもの波音ならこんな話に見向きもせずスルーしていた
けれど今は違った彼の話を聞きたいのか自分から聞き返していた。
「らしいよ、周りからはその事で散々白い目で見られてたけど....」
「親も幼い頃に死んじゃって母方の祖母に育てられたんだ。」
「そう…」
「音波ちゃんは兄弟とかいる？」
「な、何よ。いきなり....」
「あ、ごめん。たまに音波ちゃんお姉さんって感じがあったから下にいるのかなってずっと思ってて」
「........いたわ....」
「え....」
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サヤノ - あのぉ、言いにくいのですが、波音さんに言わなければならない事があります、鈴鹿御前さんが石妖という女性妖怪と刃を交えました。 (2019年2月4日 9時) (
レス) id: 41b29e3ed5 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！この恋が叶うのか…それともほかの人魚立ちと同じように悲哀の道に進むのかでお楽しみに！ (2018年7月20日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 波音さんの物語はまさに人魚姫ポジションでしたよ！ (2018年7月20日 9時) (レス) id: 8d2a1aa09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年7月12日 17時
