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「成程、そんなことが……」
今回の任務について全てを話し終え、波音が推測している妖怪についても話せば紬も同じことを思っていたのか頷いていた。
「けどさ、それがホントだとしてもよ…その…なんだっけ？お、ぉー」
「陰摩羅鬼ですよ、ハク。」
「そう、それ！なんでいきなり現れたんだ？」
「そーなのよね〜、そこが私も分からなくてさぁー」
その時、紬はあることを思い出し茶の間から出て行く
数分して巻物を手に持ち、戻ってきた
「つむりん〜それ何？」
「昔陰摩羅鬼を封印したのは私と同じ御前様の末裔なんです、」
「マジか！」
「えぇ。それでその時に封印した場所に祠を建てたそうなのだけれど…」
「あぁそれが、ここですね…」
テーブルへ広げられた巻物には昔に書かれたであろう地図が記されていた。
そしてその一角にだけ赤印で記入されていた場所を紬は指さす。
それを見た波音はあることを思い出す…
「え！？(…こ、ここって…！)」
「なにか身に覚えが？」
広げられた時に得た違和感…
それは波音が初めて学校へ行く際に、スマホで調べ記されていたマップと形がよく似ていた…
「これ見て、似てない…？」
スマホで大学の場所を検索し、紬とハクに見えるように巻物の横へ置く。
「おいおい！似てるどころか…これまんまここだろ？！」
「よね……あ！ここって照らし合わせた感じ、祠の場所って新校舎がたったとこよ。」
「と、いうことは…」
「きっと新校舎を建てる時に、何も知らない馬鹿な人間共が祠を壊してそこに建てちゃったんでしょ〜。ホント人間ってマヌケばっか…！」
「まぁまぁ。」
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サヤノ - あのぉ、言いにくいのですが、波音さんに言わなければならない事があります、鈴鹿御前さんが石妖という女性妖怪と刃を交えました。 (2019年2月4日 9時) (
レス) id: 41b29e3ed5 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！この恋が叶うのか…それともほかの人魚立ちと同じように悲哀の道に進むのかでお楽しみに！ (2018年7月20日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 波音さんの物語はまさに人魚姫ポジションでしたよ！ (2018年7月20日 9時) (レス) id: 8d2a1aa09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年7月12日 17時
