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これで一連の事件の主犯格にへとたどり着く…
そう考えただけでニヤケが止まらない
これでやっとこの学校とも、この目の前にいる人間ともおさらばだ………
そう考えた時…
波音は心のどこかがチクリと痛むのを感じた
「音波ちゃん、もしかして謎…解けた？」
「…………ぃぃぇ…」
その時、何故かそんなわかりやすい嘘を咄嗟についてしまった
「音波ちゃん？」
心配そうに見つめる純粋な優人の瞳を見てしまった波音はこのままでいいのかと考えた
今回はターゲットが自分だったから良かったが、次もそうとは限らない…
その時に彼を自分たった一人の力で果たして守れるのだろうか………
そんなもの…答えは決まってるじゃないか
「ねえもうここまでにしない？」
「え、いきなりどうしたのさ…」
下を向き、優人の方を見ずにそう呟けばいきなりの返答に戸惑いを見せている様だった…
「だって私、こんな危険な目にあったの……？…もうこんなのに関わりたくない！」
「!?」
我ながら人間の女っぽい言葉が浮かんだな、と感心してしまいそうだ…
「だから…私にもう近づいて来ないでｯ……」
「ねぇ、待って…！話をっ」「煩い！あんたと話すことなんてない！もう迷惑！！！」
掴まれた腕を振り払い、その場を後にする
「さよなら……っ」
これで良かったんだ、これが正しい結果に繋がる
それにこれでもう大っ嫌いな人間を仕事と偽って護らずに済むんだ
なのに…………
心が張り裂けてしまいそうなくらい痛いのは…何故なの…………?
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サヤノ - あのぉ、言いにくいのですが、波音さんに言わなければならない事があります、鈴鹿御前さんが石妖という女性妖怪と刃を交えました。 (2019年2月4日 9時) (
レス) id: 41b29e3ed5 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！この恋が叶うのか…それともほかの人魚立ちと同じように悲哀の道に進むのかでお楽しみに！ (2018年7月20日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 波音さんの物語はまさに人魚姫ポジションでしたよ！ (2018年7月20日 9時) (レス) id: 8d2a1aa09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年7月12日 17時
