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「分かりました。その提案呑む…」
「はは、ありがとう。」
「じゃあ改めまして！俺は神木優人。2年で学部はキミと同じくだよ、よろしくね。」
嬉しそうに微笑み軽く自己紹介をした後、手をそっと彼女の前に差し出した。
「へー貴方私より先輩だったの…。私は………」
言葉が詰まる…
今日の私はおかしいのかもしれない
いつもなら簡単に出る、偽りの名前…
だけど、本当のことなど言えるわけがない。
「おとは……海野、音波…よ、、、」
そう呟き差し出された手を軽く握り返す。
「音波ちゃんか、可愛い名前…
あ、漢字はどー書くの？」
「漢字？」
「ほら後で入部届け出さなきゃだから、俺が後で書いて出しとくよ！」
(あー、そういうことか…)
「うみのは、そのままで。音波…音に波……と書いて、おとは…」
「へぇ…全部海に関する名前なんだね〜」
ドキリとした…
「ぅ…っ……た、たまたまよ…」
(苗字は人魚にちなんでで…名前は閻魔に付けられたのもじっただけ、なんて言えない。。。)
「そ、それで？」
「ん？」
「探偵…と言うくらいですものね？それなりに内容集めてるんじゃないんですか？せーんっぱぃ？くすくす…」
「あはは、さすが音波ちゃん！鋭いなぁ〜」
本棚から今回の事件について調べられた内容の資料を出し、波音へ渡す。
「ふーっん…やっぱりその3年前に亡くなった女性の霊がさ迷い現れているのね…」
「あぁ、そして…ここ最近階段から突き落とされたり、上から物を落とされたり…どれも亡くなった人はいないけど」
「どれも重症…」
「当たり、」
資料をひとつひとつ丁寧に捲り黙読していれば、少し不可解な事に気づく。
「ねえ、ちょっと気になることがあるんだけど…」
「ん、何？」
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サヤノ - あのぉ、言いにくいのですが、波音さんに言わなければならない事があります、鈴鹿御前さんが石妖という女性妖怪と刃を交えました。 (2019年2月4日 9時) (
レス) id: 41b29e3ed5 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！この恋が叶うのか…それともほかの人魚立ちと同じように悲哀の道に進むのかでお楽しみに！ (2018年7月20日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 波音さんの物語はまさに人魚姫ポジションでしたよ！ (2018年7月20日 9時) (レス) id: 8d2a1aa09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年7月12日 17時
