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「おおー！似合うね〜」
「はー、どーも。。。」
着たはいいものの…
(うっわ、ぶっかぶか……)
男物はやはり大きい。
袖が長くて手は隠れ、下も裾を曲げないと着れない。
幸いウエストは紐で縛るタイプなので落ちることはないが…かなりおかしな格好だ…
「彼氏の服借りる彼女ってこんな感じなんだろうな〜(笑)」
「……」
「じょ、冗談だって！無言で帰ろうとしない！！」
馬鹿馬鹿しいことを言う彼を置いて出ていこうとすれば全力で止められ渋々断念…
「(ﾁｯ…)……はぁ…一応、貸してくれたことに関しては…まぁ感謝、します。けど…」
「もう私に関わらないで。」
拒絶の言葉を言い放つ。
ここまでしてくれた彼に対して少々言い方がキツい気もしたが、これは彼の為でもある。
下手にこちら側の世界に首を突っ込めば、命に関わる可能性だって少なからず出てくる。
それを阻止する為にも波音は冷たく接する道を選んだのだが…
彼はそれとは裏腹に挑発するような笑みを浮かべていた。
「そんなこと言っていいの？」
「はい？」
「キミが知りたがってる情報、俺知ってるって言ったらどうする？」
「ふっ…、何を言うのかと思えば、くだらない嘘を…」「3年前の事件について調べてるんだよね？」
「!?」
(なんでこいつそんなことを…！)
波音は、身構える。
もしかしたら彼もこの事件に関与しているのかもしれない
と、思ったが彼の次の一言で違うことを知る。
「噂になってるよ？超美人の1年生が3年前のことを聞き回ってる、ってね。」
「いくらここが広い大学だからってキミみたいな美人さんが嗅ぎ回ってちゃ逆に悪目立ちするよ？」
「………」
(…それは盲点だったわね、)
「あ。誤解しないで、俺は別に脅したいわけじゃないから。ただちょっとキミのために提案してあげよっかなぁ〜って」
「提案？」
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サヤノ - あのぉ、言いにくいのですが、波音さんに言わなければならない事があります、鈴鹿御前さんが石妖という女性妖怪と刃を交えました。 (2019年2月4日 9時) (
レス) id: 41b29e3ed5 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！この恋が叶うのか…それともほかの人魚立ちと同じように悲哀の道に進むのかでお楽しみに！ (2018年7月20日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 波音さんの物語はまさに人魚姫ポジションでしたよ！ (2018年7月20日 9時) (レス) id: 8d2a1aa09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年7月12日 17時
