モブ子の逆襲

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彼らが練習室に行ってから数時間






休憩を貰った私はいつもの如く自販機の横の椅子でコーヒーを飲んでた






『おっと？』






向こうから走ってくるのは筋肉うさぎジョングク氏






………なんか自暴自棄になってんな表情が






どうしたものか、正直言ってこのままスルーしたいところではある






だがしかし駄菓子だがなぁ……(？)






『やぁちょっと止まりたまえそこの君』






えーい！背に腹はかえられぬ！






これも金のため！






うちの稼ぎ頭をこの状態で外に出す訳にはいかんのよ！






JK「…ユンギヒョンの彼女でテヒョニヒョンの師匠」






『ちょっと色々訂正したいからここ座ろうか？』






全部間違ってるんだなぁマンネ野郎！







ブイさんの弟子入りを許可した覚えもないしユンギさんとお付き合いした覚えもない！！！






JK「なんですか、俺今から行くとこあるんで」






『へ〜どこに？
練習中でしたよね？まあちょっとお姉さんと休憩しようや』






あ、今お姉さん？って顔したな？






私そういう顔には敏感なんだから






JK「………パンPDに呼ばれてて、」






『あら、おかしいな
パンさんは今日娘の誕生日で有給とってるみたいだけど』






うちら末端の社員にまでニッコニコの笑顔で娘の誕生日なんだ〜って言い回ってたもんな、あの人






『まあ座んなさい』






そう言って自販機で水を買って差し出した



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