ふなつくん、とけた。つー

しっと ページ13

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｢ただいま〜｣











あ〜遅くなっちゃったかな 、









｢Aおかえり、遅くね？？｣









わざわざ玄関まで来てくれる









｢いやあのね！！カイくんに会ってお話してて…って｣









ズンズンと リョウガくんが近づいてくる




もう数センチの所で止まる───────









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リョウガくんのその瞳がさらに漆黒に染まっていくようにも見える───────────









吸い込まれそう────────…









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耳に吐息がかかる









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｢あのさぁ〜、その笑顔でカイくんとか呼ぶな｣









耳元で囁かれる いつもより低いその声が、





ゾクッとする────────────









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｢お願いだから、カイの匂いつけて帰ってこないで…｣









抱き締められると共に リョウガくんの香り───────────









見上げると









｢んっ… あっ…リョウガく、っ｣









｢ごめん、余裕ない無理｣









甘い甘い 、私を探すようなキス────────









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