23 "約束"だから ページ23
部活前日＿＿＿
図書委員のシフトが変わっているか確認に図書室へ､行こうとすると
制服を引っ張られ後ろを見ると研磨だった
「……明日は俺､先に部活行って着替えてから迎えに行く。だから教室で待ってて」
上目遣いで言ってる研磨はまるで
小動物かよ……可愛すぎるんですけど。と感じてしまった
「うん分かった!待ってるよ」
「うんよろしく」
昼休み
「とうとう明日だね!A!!」
「なんか緊張するんだけど……」
「でもやったことあるから大丈夫だよ!!」
菜穂に励まされているとクラスの子が手招きをしていた
「菜穂､これはここでよかったんだっけ?」
「そうそう!!あっパーテンションもう少しこっちだよ」
私がマネの仕事で緊張している中､もうすぐ始まる文化祭の準備でクラス全員がドタバタしていた
「私も手伝うよまだ時間あるし!」
「Aちゃんありがとう!」
＿＿＿＿＿＿＿部活当日､放課後
放課後になっても文化祭の準備で人が溢れかえっていた
「じゃ!A頑張ってー!!」
菜穂が私に手を振ってくれる
それに返すように"うん!"と答えて同じ様に手を降るとそのまま文化祭の準備に行ってしまった
「私も手伝いしたいけど……ごめんみんな」
「………いた…待った?」
静かになった教室に聞き慣れた声が響いた
声がする方を向くと助けてくれた時のあの格好だった
「ううん全然｡私も支度が今終わったから!」
「そう､じゃあ………行こう」
廊下に出ようとすると人が大勢廊下を行き来していた
走る人もいけば､立ち止まって確認する人で廊下はまるでデパート状態だった
「人すごいね……」
「しょうが無いよ……いつもの事だし」
「そうだよね……!あはは」
だとしても
「………」
隣の研磨を見ると顔をしかめていた
「どうし……っ!?」
「ごめん｡逸れたら困るから………」
気づくと､私の手は研磨に握られていて歩いていた。
研磨の手は意外と大きくて私の手は包まれてしまう。
背も大きくて､なんか……しっかり見れないや｡
「……大丈夫?」
心臓がうるさい｡でも研磨は……研磨とは助けてくれる約束をした｡だからこれは違うんだ
「A」
「うわ!!ごめん何!?」
「下向いてたから……大丈夫?」
「大丈夫……行こう」
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いちご丸 - 返信ありがとうございます！応援してます (9月7日 22時) (
レス) id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
ユーナ(プロフ) - いちご丸さん» 感想ありがとうございます！ (8月26日 12時) (レス) id: a6d354b973 (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - めっちゃ好きだし、面白かったです！絶妙な距離感が癖になりますｸﾞﾍﾍ((殴 (8月23日 20時) (レス) @page41 id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユーナ | 作者ホームページ：yuna187.tobio912-8h1i9q@docomo.ne.jp
作成日時：2017年7月21日 13時
