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「！！」
バッと後ろを振り向く。
「どうしたの？姉さん」
「あはぁ〜。待ってたよ哀れな子羊くんたち」
フェリドの姿を見て絶望するみんな。
「そうその顔♪希望が突然消え去る時の人間の顔。だからこの遊びはやめられないんだよね〜」
「まさか、罠だったのか・・・！？」
そういった瞬間フェリドは私たちの家族の血を吸い殺した。
「いやぁーーー！！！」
「A！！くっそぉーーー！！」
優一郎がフェリドに銃を向け、撃ったが、避けられた。
優一郎が逃げろとみんなに指示するが、殺された。
「優ちゃん。銃を貸して。僕が体張ってあいつを引きつける。優ちゃんや姉さんだけでも逃げて」
「ふざけんな！馬鹿野郎！！んなことできるわけ・・・」
「忘れないで、優ちゃん僕らは家族だ」
ミカエラはフェリドに向かっていくが、体を貫かれ、それでもミカエラはフェリドに銃を向けた。
けれどその手は切り落とされた。
「ミカエラ！！いやぁーーー！！！」
ミカエラに手を伸ばしたがミカエラが掴んだのはロザリオだった。
Aの髪が銀髪に、目が赤くなった。
「よくも、やってくれたな」
「へぇー、君吸血鬼だったのか。だからなのかな？君はあの中で一番美しかった。できるなら君の血を飲みたかったよ。蕩けるように甘いんだろうね。今だってとっても美しい」
「御託は結構だ。私は今虫の居所がとてつもなく悪い。」
「なっ！？」
「優一郎。」
「ああ。吸血鬼、死ね！！」
優一郎はフェリドの頭を銃で撃った。
「行って、優ちゃん・・・。姉さん」
「嫌だね。私は。お前をここには置いていけない。お前も来るんだ」
「僕はもうダメだ。行って。 僕たちを無駄に・・・しないで」
「嫌だ」
「姉さん。この十字架綺麗だね。返すよ。」
「おい、待て・・・」
ミカエラはロザリオをAの胸元に近付ける。
「好きだよ。姉さん」
「ミカ・・・・エラ」
Aは眠っている。
「追っ手が来た。早く」
「嫌だ。俺の・・・家族。やっと、手に入れたのに」
置いてなんかいけないという。
「いけよ早く！！バカ！！！！！！姉さんを守ってやれよ！！！！！！」
「ぐっ、」
Aを抱え、駆けていく。
「優ちゃん、初めて家族って」
泣き叫びながら優一郎は走る。Aを抱え、外に走る。
そして見た景色は、吸血鬼にとらわれる前と変わらなかった。
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Rico(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年10月29日 23時) (
レス) id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年10月29日 22時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
Rico(プロフ) - 夏季さん» 申し訳ないのですが、毎日はちょっと・・・。ネタとかも考えたりするのできついですかね。今のところはどんな感じにしていくかを構成を練っている途中なので・・・ (2018年12月31日 21時) (レス) id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
夏季 - 毎日更新お願いします。どちらの小説の更新頑張って下さい (2018年12月31日 20時) (レス) id: 91cbce1967 (このIDを非表示/違反報告)
夏季 - リクエストした小説の更新お願いします。続きが楽しみなので沢山更新して下さい (2018年12月31日 9時) (レス) id: 91cbce1967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rico | 作者ホームページ：http://uranai /tennnenn chanto tun kunn
作成日時：2018年12月24日 20時
