白銀の魂を持つ女侍 1

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「野薔薇！！」

「ちっくしょう。オマエ、顔覚えたからな？絶対呪ってやる・・・！！」

「野薔薇！！今いく！！オラァ！！」
呪霊の腕をクナイで切り刻む。

「サンキュー！A！！」

「釘崎！坂田！！脱出するぞ！！」

「おう。つーか、虎杖は？」

「まだ、残ってる。」
嫌な予感がする。


補助監督のえーと、眼鏡かけ機さん？(失礼すぎます)に野薔薇を預けた。






「虎杖。戻ってくるだろ。だってアイツめっちゃタフだもん。」

「幼なじみかなんかか？」

「違う。中学でアイツと会って、意気投合したって感じかな。」
まぁ、あの頃からゴリラだったけどな。

「早く戻って来いよ。クソ」

「ヤツなら戻らんぞ」
耳元で声が聞こえた。虎杖よりも低い声。

「宿儺！！テメェ、虎杖返せ！！」

「そう怒るな。今は気分がいい。少し話そう。なんの縛りもなく俺を利用したツケだな。俺と代わるのに少々てこずっているようだ。しかしまぁそれも時間の問題だろ。そこで俺に今できることを考えた」

服を破き、胸に手を突っ込み、心臓をとった。

「返せ！！」

「そう急くな。」

「坂田！！」
ドゴォ！！

「ほう、俺の蹴りを受け止めるとはな。オマエ何者だ？ただの女がそのような目をしない。何だ、戦にでも出ていたか？」
瞳孔をかっぴらき、獲物を見据える。

「返せ。」


「来い、坂田A」

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