白銀の魂を持つ女侍 1

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「んだよ。これ・・・・」
下半身を食い散らかされた死体やら、体が残っていない血みどろのところもある。


悲惨な現場だった。

むせ返るほどの濃い血の匂い。

「惨い。」

「・・・・3人でいいんだよな？」
上半身だけ残った遺体があった。

「この遺体、もって帰る」

「は？」

「遺体も無しで死にましたじゃ納得できないだろ」
虎杖は優しい。

優しいが、こういう場では先に死んでいく。


あの戦争時でもそうだった。

伏黒と虎杖が揉めている。

「いい加減にしろ！！時と場所をわきま・・・」

「野薔薇！！」
私は野薔薇の手を掴み、吸い込まれた。









「どこだ？ここは・・・」

「呪いの気配！！」

「「！？」」

何だ。この数は。









虎杖side
ここまで近づかれたらもう逃げられねぇ。

俺が死んだらオマエも死ぬんだろ。


それが嫌なら協力しろよ宿儺

"断る。オマエの中の俺が終わろうと切り分けられた魂は18もある。とは言え、腹立たしいことに、この肉体の支配者は俺ではない。代わりたいのなら代わるがいい。だがその時は呪霊より先にそこのガキを殺す。そして、おんな。アレは活きがいい。楽しめそうだ。その次に銀髪の女。アレは最後にする。アイツの中の獣を呼び覚ませる。そうすればもっと楽しめる・・・！！"

どういうことだ！？宿儺！！アイツは普通の！女の子だったはずだ！少し剣が強いだけの！！

"お前、気づかなかったのか？アイツがナゼ呪霊に対してすぐに攻撃をうつすことができるのか？アレは心の中にとてつもない獣を飼っているぞ。ケヒヒ。呼び覚ませば、もっと楽しめるなぁ。愉快愉快。そして、俺にばかり構っていると、それこそ仲間が死ぬぞ"

そんなこと、絶対させねぇ！！

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