白銀の魂を持つ女侍 1

☆さまリク　葬式って初めていくと意外とみんな明るくてビックリする。 ページ13

「えぇ！？あの爺さんが亡くなった！？」
東京呪術高専1年虎杖悠仁が信じられないと言うように言う。

「そうか、あのおやっさんが・・・・」
少し顔を歪める恵。

「恵、いっつもあの定食屋に行ったら生姜料理食べてたもんね。僕もあそこの羊羹よく食べてたなぁ。あそこ甘さも僕好みでさぁ。いやぁ、惜しい人が亡くなったよね」


「うん。そうよね。メニュー全部美味しかったわ」

「しゃけ」

「そうかぁ、あのおやっさんがなぁ。信じられねぇ」
2年は一週間前に定食屋に行っていたから余計である。

「明日だってさ。葬式。いくよね？」

「行くに決まってんだろ！！」

「てか、Aは？」

「あぁ、Aね。実家に帰ったってさ」









「兄貴、聞いた？あのおやっさん亡くなったんだと」

「そうだなぁ。俺の宇治銀時丼つくれるのあのおやっさんだけだったしなぁ」
あんこを米に乗っけただけのゲテモノ丼だけどな。

「ほんとにね。私の唐餡子丼もね」
Aの食べているものはもっとやべー物だった。

高専メンバーでこの丼ぶりを見たら思いっきりドン引きしていた。

明日はおやっさんのお葬式。
賑やかなのが大好きだったあのおやっさんを笑顔で送るため、今だけ涙を流して、明日になったら笑顔で見送ってやろうと思った。

。→←それからどしたの。

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