白銀の魂を持つ女侍 1

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「長生きしろよって、自分が死んでりゃ世話ないわよ。アンタ仲間が死ぬのは初めて？」

「同級生は初めてだ」

「アンタは？」

「いや、ココでは(・・・・)初めてだ」

「「(ココでは？)」」

「つーか、暑いわねーってアンタの格好！！」

「え？何？」
Aの姿は、黒いチャイナ服に似た制服だった。

スリットも入っている。

白い肌がチラリと見え隠れしているため、クールドライだからと言っても男の伏黒は少し見てしまった。


だからオマエはムッツリって言われるんだよ。

「なんだ、いつにも増して辛気臭いな。恵。お通夜かよ」
黒い髪を一つに括り、眼鏡をかけた美人がいた。

つーか、目つきを少し悪くしたさっちゃんみたいな容姿した奴だな

「禪院先輩」

「私を苗字で呼ぶんじゃ・・・「真希、真希！！」ん？今話中だ。」

「知らないのか？まじで死んでるんですよ。昨日！！一年坊が一人！！」

「おかか」

「おーい。こんなところにパンダがいるぞ。誰だよ。動物園から逃したやつ。知ってる？パンダって結構凶暴だから、猟友会に射殺してもらおうぜ。あ、やっぱ嘘。喋るパンダとか絶対売れんじゃん。何万でうれっかな？」
スマホを出して、フリフリと振っている。

さすがは坂田銀時の妹。ドSだ。とてつもなく悪い顔をしている。

「ギャーーーーーー！！！この子俺を射殺するつもりか！？なんだこの子！！めっちゃ悪い顔してんぞ！？怖すぎるわ！！何！？サディスティック星の女王か何かか！？」

「おかか！！おかか！！」
おにぎりの具を喋りながら手をバツにしている髪の色の薄い男。

なんだかあいつに似てる。

声も少し似てる？



「大丈夫。一瞬だから。私の知り合いのストーカーゴリラはゴリラに育てられたおねーさんにタコ殴りにされて、いっつも半殺しにされてたから」

「大丈夫じゃねーよ！！こえーよ！！つかその知り合いやべーよ！！ゴリラって何！？ゴリラに育てられたって何！？」
ガタガタと震えるパンダを無視して禪院先輩の方に向ける。

「で、あんたら誰です？」

「禪院真希だ。私を苗字で呼ぶんじゃねーぞ」

「パンダだ。頼むから猟友会に言うなよ！？っと、こいつは狗巻棘だ。呪言師だ。あと一人、乙骨がいるんだが、今は海外でな？」

「あ、そっすか。で、先輩方何のようで？」



「そうそう、少し話があってな？オマエたちに京都姉妹校交流会に出てほしくてな」

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