歪曲の魔眼持ち少女呪術師になる。

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「「！？」」
ニコニコと笑みを浮かべながら毒を吐く。

あまり毒を吐かない女。それが浅神Aである。

「私、乱暴な人は嫌いです」
魔眼を発動し、いつでも曲げられるようにしていた。

爛々と光る赤緑の螺旋の目を見た京都高の人は少しぞっとした。


「ほう、綺麗な瞳だな。」

「あなたに褒められても嬉しくないです。」

「でだ、伏黒恵！！どんな女がタイプだ！！」

「は？」
伏黒、野薔薇、Aの3人は首を傾げる。

女の人のタイプ？
それ、今聞くことでしょうか？

「何で初対面のアンタと女の趣味を話さないといけないんですか」

「そうよ。ムッツリにはハードル高いわよ」

「オマエは黙ってろ。ただでさえ意味わかんねー状況が余計ややこしくなる」
少し額に青筋がたっていますよ。伏黒くん。

「まあまあ。伏黒君も野薔薇さんも落ち着いてください」

「京都三年東堂葵。自己紹介終わり。これで友達だな。早く答えろ。男でもいいぞ」
何だか、変な人です。

「伏黒君？」
考え事をしているのかしら。

「別に好みとかありませんよ。その人に揺るがない人間性があればそれ以上は何も求めません」

「悪くない答えね。巨乳好きとかぬかしたら私が殺してたわ」

「そうですね。ちゃんと自分を見てくれるということですから。女の子にとってすごく嬉しいことですね。」
ニコニコと伏黒に微笑みかけるAと目があった伏黒は照れくさいのか、少し頰を染めている。


東堂さんが何も反応していない。

「東堂さん？」

「退屈だよ。伏黒」
涙を流しながら、伏黒君に殴りかかった。

「伏黒君！！凶がれ！！」
バキバキ。

「ほーう。指を捻じ曲げる。オマエが歪曲の目を持つ女か。」

「あまり、忙しく動かないでください。でないと・・・・・私、殺しかねないじゃないですか。」
ニコリと妖艶に笑う女。



「浅神先輩・・・・？」

「伏黒より、オマエの方が楽しめそうだ」

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