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「あの、私の薙刀は・・・」
「そうじゃのう。イタク持ってきておやり」
「はい。これか?」
「あ、はい。これです。」
刃は雷が落ちたような色。
中々見られない薙刀の刃なのでみんな興味津々である。
「ほーう。雷が走ったかのような紋様じゃな」
「はい、この色は私の弟と同じ色です」
ギュッと愛おしげに薙刀を握る。
「そうか。冷麗。仕事を教えてやってくれ。」
「わかりました。Aさん行きましょう。」
あ、目の前に美女がいる。
人外だけど。
めっちゃいい匂いする。
人外だけど。
「あ、それが終わったら実践場で鍛錬よ。あなた、鬼殺しの専門家なんでしょ?」
「ええ。そうだけど、元よ元」
「大丈夫よ。手加減はするわよ」
きてしまった。
「あ、あん時の汚え高音の女」
「あんたはあの時爆笑してた人。って、汚え高音の女って何つー覚え方してんの!?」
私よりも背の高い好青年に指差され、かなり失礼な覚え方をされていた。
「嘘嘘。我妻Aだろ?俺は淡島。鬼殺しの専門家なんだって?じゃあ俺と稽古してくれないか?」
刀を構えられる。
「嫌々、わたし弱いので」
「いーや、俺にはわかる。お前は強いぜ。」
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Rico(プロフ) - 氷麗さん» ありがとうございます。もう一つの作品でもコメントいれてくれていた方でしょうか。更新頑張りますので読んでいただけたら嬉しいです。 (2020年10月26日 22時) (レス) id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
氷麗 - 面白いです!!続きが気になります!!更新頑張ってください!! (2020年10月25日 22時) (レス) id: 0b4aa008b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rico | 作者ホームページ:http://uranai /tennnenn chanto tun kunn
作成日時:2020年9月6日 17時