キミの魔法にかけられて ~Hidaka.U~

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...









そんなことがあって、次の日、学校に着くと昇降口に人集りが。


通れなくて迷惑なんだけど･･







凛｢･･あ！A！！｣





｢･･あ、凛〜。おはよう、この人集りどうしたの？｣





凛｢那須くんって知ってる･･？


なんか、那須くんが昨日駅のホームで女の子にシンデレラ大作戦のお誘いの手紙渡してたらしくて、今那須くん質問攻め･･｣





｢へ････？｣







凛の指差すほうを見れば人集りの奥に那須くんがいた。


とても困った顔･･その場から逃げようにも人が多くて逃げられないみたい･･


昨日ホームでお誘いの手紙貰った人って････私のことだよね？







『･･おはよ、』





凛｢おはよ、｣





｢飛貴くんおはよう、｣





『A･･あのさッ』





〈キャーッ！！！！〉





凛｢ったく･･女子たち那須くんに群がりすぎ。｣





｢ほんとね････あ、飛貴くん、どうしたの･･？｣





『あ、いや････なんでもない･･っ』





｢･･うん、｣







多分、いや絶対飛貴くん何か言おうとしてたけど･･


それは女子たちの歓声によって掻き消された。


那須くん、何か発言したの･･？







凛｢え････？｣





｢凛どうかしたの････へっ、｣





『那須･･？』







目の前を見ると、私の前に那須くんが立っていた。


人集りを掻き分けて、････何で私の前に？
もしかして、言っちゃっう････？







那｢･･こいつ、俺が昨日シンデレラ大作戦に誘ったのはこいつだから、････もう言ったでしょ、いい？早く退いて･･｣





〈え、････あの人って前まで地味だった人じゃん･･〉





〈なんで、那須くん･･〉







なんでって････私が今一番パニックなんですけど！！









...

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