キミの魔法にかけられて ~Hidaka.U~

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...









放課後になり、凛と職員室へ向かい、先生の授業準備を手伝いに行った。


結局、飛貴くんは保健室から戻ってくることなく、昼には帰ってたみたい。







凛｢A、誰かからお誘いの手紙入ってた？｣





｢ううん、･･多分今年も誰からも来ないかな〜｣







そうだ、例え眼鏡をやめて髪を括ったって、今更私を好きになってくれる人なんていない。



･･つまり、偽って真面目キャラだった私も、ありのままの私も、誰も好きにはならないってこと････







凛｢え〜、でも最近男子たちAの話してない？｣





｢･･そう？あいつイメチェンしたな〜って言ってるだけじゃない･･？｣





凛｢･･まあ、あと３日あるし、誰かからお誘い来るかもね･･？｣





｢････うん･･｣







別に、大して話したことの無い男子からのお誘いは求めてなくて･･



だって、まず話せないし、体育祭で一緒にシンデレラ大作戦に出て助けられたいわけでもないし･･



しかも今年シンデレラ大作戦に出た２人は結ばれんでしょ･･？



そんなの、････好きじゃない人とはやだな･･







凛｢･･じゃ、私こっちからだし、また明日！｣





｢うん、明日ね。｣







凛と別れて、一人で帰る。



駅の改札をくぐって、ホームに行ったら･･







｢え････那須、くん････｣





那｢･･A、｣









...

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