〉魅力 ページ22
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遂に旦那との話し合いの日になってしまった。
『なんで私の方から出向かないといけないわけ…』
なんて愚痴をこぼしつつ、
用意していたモノをカバンに入れ、
旦那の元へと向かった。
…
……
さすがに店は休んだらしく、すでに家に居た。
一樹「…久しぶり」
いざ旦那に会ったら
“やっぱり別れたくない”
“好き”
そう思うかも。
と少しは思っていた。
…けど、不思議とそんなことは１ミリも思わなかった。
一樹「それで、話っていうのは…」
『これに今すぐサインして』
私が机に叩きつけたのは“離婚届”
なにかを言われる前に
自分から言ってやりたかった。
旦那はというと少しも抵抗することなく
黙々とサインし始めた。
一樹「次は幸せになって」
そう言って差し出されたサイン済みの用紙。
その紙切れを黙って受け取り、
一目散に家から出た。
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家から出るなり電話すると
ワンコールで出た相手。
翔「待ってた」
『…ねぇ。私って魅力ないのかなぁ〜』
翔「は？なに言ってんの？」
こんなに呆気なく捨てられて。
もっと私に魅力があれば…
『別に未練あるわけじゃないんだよ？でもなんか女として悔しいじゃん』
翔「俺はお前に魅力しか感じねぇけど」
『…え？』
翔「当たり前だろ？俺お前に好きになってもらうために今まで頑張ってきたんだからな？…この俺が！自信持てよバーカ」
その言葉に感動していると…
佐「え、なんか翔太がクサイこと言ってんだけど！！」
深「おい佐久間黙れ！静かにしろ！」
翔「お前らまじでうっさい！」
電話の後ろでガヤガヤ…
『ごめん！もしかして仕事中？』
翔「ロケ中で今ちょうど待機してた」
『タイミング悪かったね…ごめん』
ラ「Aちゃーん！しょっぴーずっとソワソワして待ってたよー！」
電話の向こうからでも分かるくらいの大きな声で
伝えてくれたのは…ラウールくん。
…一応SnowManは最近勉強中。
翔「おい！ラウール！黙れ！」
『ふふふ(笑)』
翔「…まぁ元気そうでよかった。また終わったら連絡するから。気をつけて帰れよ」
『うん、ありがと』
そのあと駅へ向かう足取りは軽かった。
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康「で？クリスマス誘ったん？」
翔「…やべ。忘れてた」
目「え、それ一番大事じゃん(笑)」
そんな会話をしていたなんて私は知らなかった。
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ルナルナ(プロフ) - 莉さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しいです…しかも初コメ。歓喜です(TT)その設定もアリですね、考えさせていただきます。リクエストまでありがとうございました！！ (2020年12月11日 23時) (
レス) id: 01e3878cdd (このIDを非表示/違反報告)
莉(プロフ) - めっちゃ楽しかったです。この後の、もしも結婚し子供が産まれた話が読みたいです！ (2020年12月10日 22時) (レス) id: 246f5b3bec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナルナ
| 作成日時：2020年11月16日 20時
