なのに、目黒くんが甘すぎる。 (ページ39)

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〉見ていた人物ページ39

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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

「実は私、彼氏出来ちゃいましたーーー！！」

「まじか！」

「ずっと好きだったもんね〜」

『おめでとう！！』

わーーーー！！両想い……！！

どんな世界だろう

好きな人が好きでいてくれる世界

いいな〜〜〜〜〜〜！

私もいつか………………

って、

私には両想いなんて

縁のない話だった…………

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図書室＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『 …… 』

深「元気ないじゃん」

『ひっ！！』

図書委員の仕事をしながらボーっとしていると

突然深澤くんに話しかけられた。

深「飴なめる？俺が舐めてたやつだけど」

『大丈夫です』

深「……そういえばさ、仙人にそっくりな女子が視聴覚室で男とイチャついてたんだけど、あれって仙人？」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ

深澤くんの言葉に思わず

持っていた本を落としてしまった。

『！？！？』

深「……(反応わかりやすすぎ)」

うそ……

『 …… 』

深「ねーねー仙人〜」

余計なことは話せない……！

『 …… 』

深「ねーねーねーねー」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ゴンッ

深「いっ！！」

目「…あ、落ちた」

深「ってぇーーーー！！」

ハシゴを使って作業していた目黒くんが

手を滑らせてしまっようで、

落ちた本が深澤くんの頭に落下した。

目「本が痛む」

深「いや、俺の心配しろ！」

目「Aさん、さっき司書さんが呼んでた」

『ほ、本当！？ありがと行ってみるね！』

見られてた………

深澤くんに……………………

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