なのに、目黒くんが甘すぎる。 (ページ24)

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〉さわるなページ24

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放課後＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「ありがとうございましたーーー」

目「買えた」

『よかった！妹さん喜ぶね〜！……あっ！』

その時、

私の目に入ってきたのは

犬のような猫のような、垂れ耳のぬいぐるみ。

『見て見て！この子目黒くんにそっくり！』

目「…こっちはAさんに似てる」

そう言って、

負けじと私が見せたぬいぐるみの

女の子バージョンを見せてきた。

『え！全然似てないよ！？私そんなに可愛くないない』

目「初めてAさんを見かけた時からずっとこんな感じだった…………」

『……？』

そう言って、

少し悲しげな顔をしていた目黒くんが

私はどうしても気になってしまった。

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「ねぇみてあの人イケメン！」

「うわぁーモデルかな？」

「隣にいるの彼女かなー？」

「でしょー？羨ましーー」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾄﾞｷｯ

駅までの道のりを歩いていると、

すれ違い様にいろんな人たちに見られる。

傍から見たら私たち、

恋人同士に見えちゃうんだ……

目黒くん

私と一緒で嫌じゃないかな……？

私は嬉しいけど目黒くんも

……………………同じ？？

………………そんなわけないか。

目「じゃあここで」

『うん！また明日！』

スタスタと歩いていってしまう

目黒くんの後ろ姿が見えなくなるまで

その場で見送っていた。

もっと一緒にいたかったな〜

でも目黒くんは違うんだ……

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『ふぅ、帰るか……』

深「あーーーーーーっ！図書仙人！！！」

ホームまでの道のりを歩いていると

突然話しかけられた。

『深澤くん！？』

深「今帰り？一緒に夕飯食べてこーよ」

『え！？あの…今日はちょっともう帰るところなので……』

深「えーーーいいじゃん！俺、仙人に興味あるんだよね！！！」

そのまま両手をガッチリ握られてしまった。

うぅ、どうしよう…………

深「じゃあ一緒に行こ〜♪」

？「A！！！」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ぐいっ

いきなり後ろから抱き寄せられ、

相手の胸の中に収まってしまった。

目「さわるな」

深「！？」

目「帰るよ」

目黒くん……………………

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深「……へぇ〜。おもしろいもん見れた」

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