ワケあり幼馴染？《青》

〉ギャップの塊 ページ6

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『手伝って欲しいことって…なに？』






てっきりなんか今後についての話し合いとか

書き物系とかやるんだと思ってたんだけど…？





なぜ私たちは駅に向かって歩いてるんでしょう…？





やっぱりボコボコにされるのでは……！？(被害妄想激しめ)









岩「いいからいいから」









そう言って連れてこられたのは、







『ここって……』









なんと！タピオカ屋さんに到着。






岩「俺タピオカ好きなのよ。この新作飲んでみたくて！」









あらま。目がキラキラしてらっしゃる……









これまたギャップ！！



岩本くん＝ギャップの塊




という方程式が私の中で確立された。








岩「男1人だとやっぱ行きづらくてさ(笑)」





…あ、だから私を連れてきたのね。理解理解。









『…え、うまぁ……！』


岩「でしょ？ここのタピオカうまいのよ！」








そう言ってまたちゅーちゅー吸ってる岩本くん。




それにしても美味しそうに飲みますなぁ〜








岩「……俺の顔なんかついてる？(笑)」


『え？』


岩「いやすごい視線感じる(笑)」







ヤベッ。





あまりにも美味しそうに飲んでたから

ジロジロ見てましたなんて言えない……








岩「そんなうまそうに飲んでた？(笑)」


『………なんでみんなエスパーなの』


岩「思いっきり喋ってたかんね？(笑)」









……もう喋らないって決めた。(極端)







岩「でも仲良くなれそうでよかった。俺のことは照でもなんでも好きなように呼んで？」


『えー？じゃあなんて呼ぼうかな……ひーくん？』


岩「え？ひーくん？(笑)」


『あ、嫌なら変えますけど』


岩「いやいやいや。いいよそれで！なんか可愛いなって思っただけ(笑)」







私のことは名前で呼んでくれることになり、

なんだか仲良くなれた気がしたから

第一印象はクラスで一番関わりたくない人だったと伝えてしまった(素直)






岩「ひでぇ！(笑)」






そう言ってまた顔をクシャッとさせながら笑って許してくれたひーくんは優しい人です。









それからひーくんと別れて家に帰ると、

急に睡魔に襲われてそのまま寝てしまっていた私。









………何か忘れてる気がしたけど。









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