ワケあり幼馴染？《青》

〉夏の思い出 ページ14

.









無事に期末テストも終わり、

結果は翔太より総合点数が10点私の方が良くて

ジュースを奢っていただきましたー！！あざす！！









そして待ちに待った夏休みの始まり始まり〜！！









.









早速、私は海に来ています。






お皿を割る一件があってから

やはりあの子は宮舘くんを好きになってしまったようで

仲介人を頼まれた。(なぜ私なのかは不明)









宮舘くん、宮舘くんの学校の友達、私、バイトの子

という随分と謎メンバーの集まり。




自分でもよく来たなと思う。(人の頼み事断れないタイプ)








そして今は宮舘くんとその友達が

海の家にかき氷を買いに行ってくれているのだが…









ナンパ男「ねぇ君たち〜ちょっと頼み事あるんだけど、いい？」


「『……』」









……はい、出た〜お決まりのパターン。


絶対いるよね、この広い海にナンパ男の1人や2人。









めちゃめちゃ嫌な顔をしながら無視していると、




ナンパ男「俺たちこの海のどこかに忘れ物しちゃってさ…一緒に探してくれない？」









……勝手に探せや！！！








心の中で一人突っ込んでいると、


バイトの子「何落としたんですか？」









……え？そこ聞いちゃう？？？



あなたは随分と優しい子なんだね、いい子いい子。



そんなことを思いながらその子のことを見つめていた。







ナンパ男「夏の思い出忘れてきちゃって…一緒に思い出作り直さない？」



「『………』」









…………めちゃめちゃスベってますけど！？





メンタル大丈夫ですか！？

早く帰った方が身のためですよ！！！








このまま無視していてもキリがなさそうだから

丁重にお断りをしようと立ち上がる、と…






背後からフワリとタオルが掛けられ、

それと同時に聞き覚えのある声がした。









？「そいつ、俺らの連れなんすけど」









.

〉まさかの遭遇→←〉作者から　　　　　　20.12.19時点

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す