Underfear

4.犠牲者 ページ5

「あれ…そういやキャラちゃんは…」

一斉に皆んなが顔を上げる。

マスタードはきょとんとしていたが…

ﾊﾆ「置いて来ちゃったかもしれない……」

「嘘！！」

私は絶望した、じゃあ何処に…！？

その時突然扉が開きドリームが入って来た。

ﾄﾞﾘ「はぁ…どうしよう…」

ドリームくんが頭をおさえている。

「！…大丈夫だった！？」

ﾄﾞﾘ「僕は大丈夫だ…でもキャラがコケちゃって…その隙に…あのサンズがソウルを狩った。そして去って行った。」

「え？そんな…」

ﾄﾞﾘ「ごめんなさい、そのサンズ物凄く行動が早くって…」

「っ…キャラ…」

私は涙を流した。

ーーー

私はドリームとマスタードに今までの経緯を

教えて貰った。

ドリームが負の感情を察知し、

underfellと言うマスタードの住む世界に行くと、

1人のサンズとマスタード、ボスが対抗していた。

ドリームが急いで止め、話を聞いたところ、

突然現れ、攻撃したらしい。

もしかしてクロス？とドリームは思ったが、

明らかに見た目が違った。

ドリームは一度説得を試みた。

でも、効かなかったらしい。

危うく殺されそうになった時、

ボスがマスタードを守りソウルを狩られた。

その隙を見て2人で一時的に避難しようとしたら

バレて…必死の思いでこの世界、underswapに

逃げて来たそうだ。

ﾄﾞﾘ「でもあれは新しいAU(世界)のサンズだな…見た事ないよ。」

ドリームはそう言った。私も初めてだった。

ﾄﾞﾘ「まず、どのAUに住んでるかが分からない。それじゃないと調査とかも出来ないし…」

私はその時、みんなも見てるのを忘れて

メニューを出した。

ﾄﾞﾘ「A？」

ﾏｽ「おい何やってんだ？」

ﾊﾆ「なんだ？」

ﾍﾞﾘ「なんかかっこいいぞ！」

皆んな一斉に声を上げる。

私は気にせずメニューをスクロールし探す。

「あ、コレじゃない？」

私は一つのバグブロックを指す。

ﾄﾞﾘ「本当だ！errorのは上にあるしね…えっと…」

ドリームはそう言ってブロックを観察した。

これすごいねぇ…と感心しながら見ていた。

ﾄﾞﾘ「"underfear"？」

ドリームは世界名を読み上げた。

ﾏｽ「あんだーふぃーあー？地底の恐怖って意味だな。」

マスタードがそう言う。

うぅ…だから襲って来たのかぁ！？←

ﾄﾞﾘ「僕はau名が分かったからそのauを見てくるよ、くれぐれも気を付けて！」

ドリームはそう言うと去った、

…大丈夫かな。

5.事故→←3.当たった悪寒

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す