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「 待って待って待って…いやあぁぁっ！！ 」
「 本当に無理…うああ！！ 」
「 ちょ、チャニヒョン耳元で叫ばないで…こらA、目閉じて耳塞いだら見れないでしょ 」
「 やだもう無理見たくないから…ひっ！！ 」
目を閉じて耳を押さえてぎゅっと縮こまっていると、ハグされていた手が伸びてきて手を掴まれた
突然掴まれた腕に反射的に目が開いて、丁度その瞬間に、見事な程完璧なタイミングで画面いっぱいにゾンビが映った
「 ひっ、も、本当無理ぃ… 」
怖いし暗いし耳塞ぎたいのに塞げないし
タンクトップ1枚で乙女のような怖がり方をするチャニオッパに突っ込む暇なんてなくて、唯々叫んでいたら映画が終わった
「 …スンミナ、ん"んっ 」
「 ははっ、チャニヒョン声ガラガラㅋㅋㅋ 」
「 はぁぁぁ…本当お前やってくれたね 」
「 いやぁ、ヒョンの怖がり方面白かったㅋㅋ 」
「 それならよかった…じゃなくて、人が怖がるの見て面白がるってサイコパスだよスンミニ 」
怖かった
もうなんか怖かったしか語彙が無くなったくらい怖かった
プルプルしていると、にやにや笑いながら覗き込んできたスンミナ
「 やーA、いい驚きっぷりだったね 」
「 あーこらこら、これ以上Aを虐めないの 」
「 …っ、スンミナ、嫌い… 」
「 …え 」
「 あーあ、言わんこっちゃない 」
スンミナなんて嫌い
意地悪スンミナの馬鹿
やっと終わって電気が点いた部屋になんだか安心して、ぽろぽろ涙が溢れてきた
「 え、えっ…ごめん、泣かせるつもりじゃなかったんだって 」
「 怖かった、もんっ！私が嫌いなの知ってるくせに…っ 」
「 いや、ちょっとした出来心というか 」
「 もう嫌い…ちゃにおっぱぁっ 」
「 はいはい、おいで 」
あたふたするスンミナの腕の中から抜け出して、あったかいオッパの広げられた手の中に飛び込む
仕方なさそうに笑ったオッパは、ゆっくりと頭を撫でてくれた
「 怖かったねぇ、オッパも超怖かった 」
「 スンミナなんて、もう嫌いだもん… 」
「 うんうん、頑張ったね 」
「 いや、ごめんって…大丈夫？ 」
バツの悪そうな顔で覗き込んできたスンミナにべーっとする
「 ふんっ、スンミナやだ！ 」
「 あーあ、こりゃスンミナが悪いねㅎㅎ 」
「 笑い事じゃないってヒョン…ごめんね？A 」
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かのん - 楽しいお話時間をありがとうございました！更新応援しています♪ (3月30日 10時) (
レス) @page17 id: 5667ead880 (このIDを非表示/違反報告)
空と海(プロフ) - minsvt0328さん» リクエスト作品完成しました。Don’t fight over meになってます。リノあんま入れれなかったし、最終的にどっちが勝つわけでもないまま終わってしまって申し訳ないです…。またのリクエストをお待ちしております！ (3月29日 23時) (レス) id: ff74bd2927 (このIDを非表示/違反報告)
空と海(プロフ) - かのんさん» 同意しかないですー！！ (3月29日 16時) (レス) id: ff74bd2927 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - たまにデレになるのも良いですよね〜♪尊すぎる...。さすが離婚危機一生推す!! (3月29日 15時) (レス) @page15 id: 5667ead880 (このIDを非表示/違反報告)
空と海(プロフ) - かのんさん» わー！そうなんですね…！好きなケミは悩んでたら日が暮れるくらい決まらない…お互いのツンデレ具合がいいですよね！ (3月29日 13時) (レス) id: ff74bd2927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空と海 | 作成日時：2024年3月18日 21時
