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なんか気づかない間に色々あったらしい
ちょっと喉乾いたから自販機行こうかな
歩いてたら白くてグレーっぽい髪の毛の人を見つけた
久しぶりに髪下ろしてるところ見るな…
「おっ、！A！」
「光太郎！」
「解決したか？」
「うん！解決した！」
「それなら良かった！！」
その大きな手で、その太陽のような眩しい笑顔で、撫でられた私はとても心地よかった
「ちょっと話さね？」
「うん、いいよ」
人があまり通らなそうな場所に来た
ついてすぐ彼は言った
「俺さ、Aのことそんけーしてるんだよね」
「え？なんで？？」
私は光太郎の方が自分よりずっと、ずっとすごい人だって思っていたから、本音がポロッと出てしまった
「Aは完璧だけど、その裏では努力してるから」
「なんかそこまでストレートに言われるとちょっと恥ずかしいかも」
少しほっぺが熱くなったような気がした
「俺さ、Aと別の学校になって後悔した！！」
「そう、なの？」
「そう！俺いない所で落ち込まれたら困るし…、俺が守ってやりたい！！」
「そっか、
ありがとうを言おうと顔を上げた時
そこには光太郎の顔があった
唇に当たる柔らかい感覚
頭を押さえつけられ、逃げ出せない
息ができない、
長く続いた それ は終わり
「俺は、Aが好きだ」
想像してなかった言葉が光太郎の口から出てきた
「俺のいない所で傷ついてるのもやだし、なんなら俺の学校に来たっていい！」
「ずっとそばにいてやりたい」
そんな言葉に私は涙を流した
そうしたら彼は冷静になり
「あっ、すまん、嫌だったか？！」
とあたふたしだした
可愛いなとおもいつつ
「私も好きだよ、光太郎」
と返した
彼は急に大声を出し
「ほんとか？！ほんとか？！」
と何度も何度も聞いてきた
「ほんとだよ」と言うと
「じゃあ俺たちはカップル！だな！！」と言われた
「そう、だね！」
「久しぶりにAのホントの笑顔を見れて、俺嬉しい‼️」と笑顔で言う君
私はずっと前から惚れていたのかもしれない
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作者名：やなぎ | 作成日時：2024年3月5日 22時
