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雀田かおりside
今日の挨拶から、どうしても嫌いな人種だなと感じた子がいた、もちろん言葉には出さないし行動にも出さない、けど昼の話を聞いて黙ってられるわけがなかった
人目のつかない場所に連れてきて、私はこういった
「ねぇ、あんた、何してんの？」
「ん？、なんのことでしょーか？？？」
もちろん雪絵とAは部屋にいる
「ねえ、わかってんでしょ？」
「ちっ、あいつ言いやがったな」
本性が現れた彼女は、私から見ても悪魔のようだった
周りを見渡した彼女は急に泣き出した
「ふぇぇ…」
「え、何してんの…？」
「うちのマネージャーに何してんの？」
そういったのは黒尾？って名前の人だった
「いや、そのマネージャーがいじめてるから！」
「俺には梟谷のマネージャーさんがうちのマネージャーいじめてるようにしか見えないんですけど？」
確かにそうだ、急に詰め寄って泣いて、それを目撃されたら、そう見えるに違いない
「もううちのマネージャーに近づかないでもらってもいいすか？」
と去ろうとしていた。
「そこのトサカ頭のにーさん、ちょっと待ちな」
「あ？誰だよ」
「梟谷高校の木兎光太郎だ！」
「あー、機嫌で変わりがちの人ね」
「なんだその言い方は！！」
そこには、1年の赤葦と2年の木兎がいた
「そうですよ、うちのマネージャーに絡んでおいて逃げるのは良くないですよ」
「いやいやいや、そのマネージャーが七絵に絡んだんだろ？」
「まあ、着いてきてください、あっあなたは帰っていいですよ」
「ちっ、」
舌打ちした彼女は部屋に戻って言った
黒尾side
「そんで、なんで着いてきてなんて言ったの1年坊主くん」
「俺らの部屋に来れば分かりますよ」
扉を開いた先には
「って、なんもないじゃん」
「パソコン見てください」
そう言われて動画を再生する
「他校の人と何楽しそうに話してたの？A」
「別に、落とし物拾ってもらっただけ」
「あー、そのAが持ってるペン？」
「そうだけど」
「貸して」
「私の邪魔しないでね？？」
…
カメラの動きでわかった、七絵はAを刺した、何かで
「Aさんにペン型カメラを持たしてました」
「なんでそんなことを」
「俺が相談をのってたからだ！」
とグレー頭の木兎ってやつが言ってきた
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作者名：やなぎ | 作成日時：2024年3月5日 22時
