16箱目 ページ16
ちょっと残って課題でもやってるかー!
………あー、わかんね、眠いな
…「…さん、Aさん」
『はっ、今何時???』
国見「もう6時ですよ」
『てか、国見くんじゃん』
国見「部活早めに終わって、忘れ物取りに来ようとしたら、電気ついてたので…」
『あっ、ありがとう』
国見「先生に見つかる前に行きますよ」
『うん、!(バサッ)…ん?ジャージ?』
国見「…ちょっとあまりにも気持ちよく寝てたので…すみません」
『え、え、ごめんね?ありがと?』
国見「寒いので着てていいですよ」
『いいの??ありがと、優しいね』
国見「そんなことないですよ…」
(校門前にて)
国見「大丈夫ですか?」
『大丈夫大丈夫、』
国見「大丈夫じゃなさそうですね、家まで送っていきますよ」
『そんな、申し訳…「行きますよ、どこですか?」
あっ、ここ左です…』
国見「先輩、見てて危なっかしくて心配ですよ」
『ごめんなさい……』
…ん?先輩?何年生か教えたっけ?
『あの、「俺、先輩とちょっと話したかったので嬉しいです」…』
(最近の若者は積極的過ぎないか…??)
『そう、なの?』
国見「はい、料理美味しかったのと話しやすかったので」
『嬉しい…!』
国見「また、料理食べたい…なんて…」
『え、いいよ?毎週月曜日に家庭科室にいるから来てよ』
国見「いいんですか?」
『私も国見くんいた方がいいなーなんて』
国見「なんか、先輩らしいですね」
『(何この子…可愛い)…っ』
『家、この辺!!だから、ありがと送ってくれて』
国見「え、ここなんですか??うちも近いですよ?」
『え?そうなの??』
国見「先輩、中学校、北川第1だったりしません?」
『あー!近いけどここギリギリ違うんだよね』
国見「そうなんですね、、じゃあまた明日」
『うん!またあしたね!』
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はぁー、今日は色々あって、びっくりしたな…
母「どうしたのそんなニヤニヤして」
『してないよ』
母「あっ、そうー?お風呂湧いてるから入っちゃいな」
『はーい』
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国見side
やっぱり、Aさんと話してると楽しい…
てか家めっちゃ近かった、また会えないかな…
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作者名:やなぎ | 作成日時:2024年3月2日 12時