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出会いは懐かしの場所.｡o ページ5

リチャsidi
玄関に靴を置くと隣には綺麗に
整頓されとる靴。そのなかにあるちぃさい靴。
きっとあの3人の靴やろう。
扉を開けると俺らが昔よぉ遊んどった車やら
電車やら人形やらで遊ぶ3人。

正門「かわええなぁ！」

正門は早速3人のもとへ駆け足で
行き3人の前でしゃがむ。
正門がしゃがんでもなお正門より小さな背丈の
彼らは年上順に健、大晴、晶哉
健は初対面のはずの正門の肩に手に持ってる
車を走らせとる
大晴は俺らの時にやっとった戦隊モノの
人形で正門見えてへんの？ってくらい無視で
遊んどる
晶哉は積み木を積んでは壊す積んでは壊す
っちゅう何が楽しいん？って遊びをしとる。
いずれにしてもこいつら正門の扱い方www
こいつらの将来が楽しみやはwww

リチャ「3人の面倒は正門に任せといて
俺らは書類とかぱっぱと済ましてまお？」

末澤「そうしよかな。うん
おかんー？書類ー」

里親さん(母)「はいはい、こっちで書こぉや」

ダイニングテーブルで正門と3人の様子を
横目で見ながら書類をどんどん進めていく。

里親さん(父)「そ、そ。この前母さんな？
3人の話と妊娠の話お前らにFAXで送ろうと
したんよwww」

リチャ「ブフッwww」

末澤「は？www」

突然の暴露は吹いてまうってw
話の繋がりもなんもないやんw

リチャ「なんでFAX？
メールでええやんwww」

里親さん(母)「やってこういう時は
FAXっちゅうやん？」

末澤「言わへんはwww」

そんな風に笑いながら書類を進めてったら
書類は意外とはようおわって
ふと正門のほうを見てみたら正門は
倒れとって正門の胸に健が乗っかっとって
大晴が正門の服をデロンデロンに引っ張って
晶哉が積み木を正門の周りに置いている
っちゅう地獄絵図が広がっとった。

リチャ「へっ？wwwなんでそうなったん？w」

正門「ちょ、笑っとる場合ちゃうで！
見たんなら助けてや！」

そう叫ぶ正門に渋々俺らは近づいてく
末澤が晶哉を俺が大晴を抱える。

たいせい「にぃにたち誰なん？」

まさや「だぇなん？」

そう問いかけてくれた大晴の真似をして
晶哉も続く。
まねっこをしまくる年頃なんやなと癒される。
その間も正門は胸からなかなか降りひん
健とたたかっとる。

リチャ「俺はリチャード」

末澤「俺は末澤誠也な？」

まさや「せぇちゃん」

末澤「せぇちゃん……？あー俺のことか
ええよ、言いやすいんやろ？」

晶哉の言ってることを理解した末澤は
晶哉の頭をワシャワシャと撫でた。
すると晶哉は目を無くすくらい細くし笑った。