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出会いは懐かしの場所.。o ページ4

末澤sidi
2ヶ月前の話…
この前、珍しく里親さんからメールが来た。
妊娠報告やった。
俺らはそれはもう世話になったから
素直に喜んだんやけど里親さんのほうに
3人の子供が来たみたいで
初めての妊娠で戸惑ってるのに
3人は難しくてそっちで頼めないか。
っちゅう相談やった。
もちろん断る理由もなかったし了承した。
このことは役所のかたにも
説明としといてくれてたみたいで
あとは書類に記名諸々をしてその子らを
預かれば終わり。
電車に揺られながら里親さんの家へ向かう。

正門「なぁなぁ？その子らなんて名前なん？」

さっきから久しぶりの里親さんとの対面で
ソワソワしとるのか何回も同じことを
質問してくる正門。

リチャ「はぁ？w何回目なんそれwww」

俺が思っとったことをそのまま口に
するリチャ。

末澤「リチャの言う通りやwww
でも名前だけしか聞かされてへんしなぁ
気になるなー！」

正門「でしょ？ちっちゃいんやろぉなぁ」

口角を上げ手を口元にやって足を揺らす正門に
心の中で幼稚園児かとツッコミを入れ
現在地を確認する。

末澤「おっと、そろそろみたいやで？」

リチャ「ほんまなやな、そろそろ降りる準備
しとかんと」

里親さん家の門の前に近づいてくと
門の前に里親さんが立っとることに気づいて
3人揃って手を振る。
したら里親さんも笑顔で手、振ってくれた。

里親さん(母)「みんな大きなったなぁ」

リチャ「いや末澤は大きなってへんやろ」

里親さん、おかんが年末の
おばあちゃんみたいなこと言うと間髪入れずに
リチャが俺をイジる。

里親さん(母)「ホンマやなwww」

末澤「ちょ、酷いって！」

里親さん(父)「もぉ、こんなとこで
だべってても仕方あらへんからはよ上がり？w」

正門「そうやなwwwこのままずっとここに
おれそうやしw」

そこら辺で会話を切り上げて家へ上った。