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「なんで此処に居るのうらたくん」
言葉にさえ殺気が宿っておりいつもより低い声で問い掛けるそらるさんの声は酷く冷たい。私に言ってる訳じゃ無いのに自分の息が詰まる。口を塞がれている為浅呼吸しか出来ず瞳に涙が溜まっていく
「えー？だってさー。そらるさん達だけなんて狡くない？俺らにも見してよ〜。お前らが選んだ"悪い子"」
そらるさんに怯えず嘲笑っているような声で言い返す男の人
『んー！んー！』
「何してんの？喋れないのに」
私の方に視線を変える男の人。その時に思い切り脛を蹴る
「ってえ！」
私の口元にあった手と腕を掴んでいた手が離れそらるさんの元に駆け寄ろうとしたら何かにぶつかる。ぶつかった反動で体が後ろに倒れる。反射的に目を瞑り体を縮こませて身体に走る痛みを待った
しかし痛みどころか誰かに包まれている感覚がする。ゆっくり目を開けると真っ赤に染まる私の視界
「逃げたあかんやんか〜。折角2人の決めた悪い子見たかったのに」
ひょいと肩に担がれる。視界が定まらないまま担がれた為頭が痛い。すると周りが真っ白な光に包まれる
俯いてきつく目を瞑る。すると二の腕を掴まれ
「走れ！」
と言われ言われた通りに走る。視界がはっきりとするにつれて私の二の腕を掴んでいる人が分かる
そらるさんだった。深紅の絨毯を敷いている長い廊下をそらるさんと走る
「2人共！」
聞き慣れたまふまふさんの声を頼りにまふまふさんの元へ向かう。だが、体力が尽き転けそうになる
「早く入って！！」
大きな声を出すまふまふさん。転けそうになった拍子にそらるさんに抱えられまふまふさんの居る部屋へ走る
扉の閉まる音が聞こえると扉に大きな魔法陣が重なって壁の様になっていた。多分まふまふさんがした魔法だろう
「はぁ…はぁっはぁ」
隣で苦しそうに呼吸するそらるさん。そらるさんの背中何度かをゆっくり擦る。すると一定のリズムの呼吸を取り戻す。それを見計らったまふまふさんが尋ねる
「どうしてあの人達が？まだ全体の知らせは行われていませんよ？」
「それは俺にも分からんが予測出来るのはあいつが口を滑らしたかまた違う事で知ったんだと思う」
「あぁ。あの人ですか。あの人ならやりかねませんね」
2人で勝手に話が進んで行き私だけが話について行けず2人を見ていた。すると扉の方から大きな音が鳴り煙が沢山流れ出てくる。がらがらと壁や扉が崩れ落ちて行く
煙から出てくる4人の男の人達。後ろの2人は4人を鋭く睨んでいた
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睡眠(プロフ) - 心愛さん» ありがとうございます！afterstreetはもうそろそろで書き始めると思うので待っていてくださいね (2018年12月28日 13時) (
レス) id: 254dce643a (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - とても良かったです！afterstory楽しみに待ってます！ (2018年12月28日 13時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠(プロフ) - アリスさん» ひえぇ。そんな事言ってもらえるなんてとても嬉しいです！正直な所リアルで取り乱しました。更新はゆっくりかも知れませんが必ず誠心誠意頑張らせて頂きます。 (2018年12月24日 22時) (レス) id: 254dce643a (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 続き気になります。気になり過ぎて夜しか眠れません!どうしてくれるんですか！?(急に喧嘩腰) 更新頑張って下さい。 (2018年12月24日 20時) (レス) id: 1cdc7ebe20 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます。この作品を気に入ってくれて。しかも泣けてくるなんて言う感想なんか初めてです。皆さんの期待に添えるよう投稿頑張ります (2018年12月24日 7時) (レス) id: 254dce643a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡眠 x他1人 | 作成日時：2018年12月23日 0時
