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( 貴久side )
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Aと入れ違いに 手越とシゲが来た 。
高校卒業後は、みんな別々の道を歩いたけど
変わらず 会ってる 。
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「 ッやーほーい ！来てやったぞーい ！ 」
「 お邪魔しまーす 」
いつでも テンションの高い 手越と
真逆のテンション シゲ 。
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「 外で 、Aに会わなかった？ 」
入れ違いで来たから
外で会うはずなんだけど ..
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「 っえ〜！？来てたの〜？ 」
「 Aちゃん、、、？ 」
手越が 、頬を膨らませ
明らかに不貞腐れてる 。
シゲは 、、
覚えてない様子 。
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「 シゲ！あの、めっちゃ可愛い子 ！！ 」
「 .. わかんねえよ(笑) 」
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手越が、' 可愛い子 ' と言って
シゲにわからせる様にしてるけど ...
絶対 、シゲわかんないよ(笑)
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それから、緩く始まった
俺らの久々の 家飲み 。
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「 手越。そんな指輪つけてたっけ？ 」
缶ビールを手にした時に見えた
右手の小指に光る
細めの指輪 。
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' あの ' 手越が
( 言っちゃ悪いけど . ) あんな平凡な指輪
付けるはずがない 。
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「 あ、これ？ 」
そう言い 、
指輪に優しく触れる 手越 。
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「 ... 母さんから貰ったんだ♪ 」
「 手越の誕生日にでしょ 、？ 」
誕生日に貰ったんだ 。
「 手越っぽくないね(笑) 」
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「 まあ、母さんの好みだからね(笑) 」
そう言い、飲み続ける手越 。
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( 俺は 、指輪とか あまり変えないからね )
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作者名：魅美 | 作成日時：2015年12月27日 1時
