7話 ページ9
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マッシュとムジカの攻防は続き、結局マッシュがムジカの口にシュークリームをねじ込み食わせた。
最初はキレていたムジカだったが、1度咀嚼をすると大人しくなり、ゆっくりとシュークリームを食べ始めた。
マッシュ「(小動物に餌あげてる気分。)おいし？」
「むふん！( *´꒳`* )」
マッシュ「！ｷｭﾝ(キュン？)」
ムジカはシュークリームを食べ終えると、目をキラキラと輝かせて笑顔を浮かべた。
「美味かった！！こんなに美味いものが存在するとは……。ふむ、甘いものは初めて食べたが悪くない！」
マッシュ「美味しいならもっと食べていいよ。というか食べて。」
「お、おい！また口にねじ込む気か！？そんな事しなくても食べrもがっ！」
マッシュ「問答無用。」
「もがーっ！！(食べるって言ったのに！！)」
その後もマッシュはムジカの口にシュークリームをねじ込み続け、それはムジカが胸焼けを訴えるまで続いた。
そしてマッシュ、なんか忘れてない？
マッシュ「(なんか忘れてる気が…。まぁいいか……。)」
「気持ち悪ぃぃぃ……(´；ω；｀)」
マッシュ「…ごめんなさい。」ｽﾞｰﾝ
「詫びに部屋まで運べ馬鹿。」
マッシュ「うす。」
マッシュは今度は子供を抱っこするように抱え、キッチンを後にした。
ムジカの案内に従って歩き、オルカ寮の一室の前に着くとムジカを下ろした。
「ふぅ。ご苦労だったな！では、また明日会おう！」
マッシュ「…待って。」
「む、なんだ？」
マッシュは部屋に入ろうとしたムジカの腕を掴んで引き止めた。
マッシュは自分を見上げるムジカを見て、口を開いた。
マッシュ「…今度、僕の実家に連れて行ってあげる。」
「実家？お前の？なんで？」
マッシュ「家族がいる生活を知れば、家族がいてもいなくても同じなんて思わなくなるでしょ。」
「……なんで、そうさせたいんだ？ワタシに。」
マッシュ「だって…＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿寂しいでしょ、一人ぼっちは。」
「！」
ムジカはスラムの路地裏で1人でギターを弾いていた時のことを思い出した。
自分の演奏を聴いて、その感想を話し合って帰っていく家族。
それを見てなんだか切なくなっていた時のことがムジカの頭にフラッシュバックした。
「(ワタシは、寂しかったのか。)」
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七瀬(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！たしかに似てましたね！ (3月27日 18時) (
レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
りん - 月永レオみたいでかわいい！応援してます‼ (3月27日 18時) (レス) @page4 id: 78eb0d0847 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - カンパチさん» ありがとうございます！！ (3月23日 22時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！！嬉しいです！！ (3月23日 22時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
カンパチ - クラシカロイドもマッシュルも好きな私には神作品です！更新楽しみにしてます (3月23日 18時) (レス) @page6 id: 5b38686f3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬 | 作成日時：2024年3月17日 0時
