6話 ページ8
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マッシュ「先輩ってどういうこと？」
「？言ってなかったか？」
マッシュ「聞いてない。」
フィンはマッシュにムジカが本来なら3年生であることと、留年と休学を1年ずつしたことを説明した。
それを聞いたマッシュはムジカを驚愕の目でガン見したが、ムジカは何かおかしいことでも？というように首を傾げた。
マッシュ「それ大丈夫なの？怒られなかった？」
「先生には呆れられた。」
マッシュ「えっと、家族とかは？」
「ワタシに家族などおらん。」
ムジカはあっけらかんとしてそう言い、マッシュはすごく申し訳なさそうに落ち込んだ。
マッシュ「……ごめんなさい。」ｽﾞｰﾝ
「ハッハッハ！何を謝っている。家族がいなくてもワタシは満足だ！存分に創作活動ができているからな！それに、家族がいる生活など知らぬから、いてもいなくても同じだ。」
マッシュ「……そっか。」
フィン「えっと…。そ、そろそろ部屋に戻ろうか？」
その場の空気に耐えれなくなったのか、フィンがそう提案した。
まあ、気まずいと思っているのはフィンとマッシュだけで、ムジカはただ世間話をしただけの感覚なのだが。
マッシュ「いや、僕はキッチンに行くよ。シュークリームを作るんだ。」
フィン「そっか。わかったよ。」
「シュークリーム？とはなんだ？食べ物か？」
マッシュ「えっ、知らないの？」
マッシュはありえないという表情でムジカを見た。
ムジカは食に興味が無いためシュークリームを知らなかったのだ。
マッシュの問いに頷くと、マッシュはムジカを小脇に抱えて走り出した。
「おあああああああ！！！！！」
フィン「せんぱぁぁぁぁぁい！！！！」
「先に帰っててくれえええええ！！！！」
マッシュに連れ去られて向かった先はキッチンで、ムジカはテーブルの椅子に座らされ、マッシュは何かを作り始めた。
出来上がったのはシュークリームで、その1つをムジカに差し出した。
マッシュ「食べて。」
「何故だ？」
マッシュ「美味しいから？あと、ムジカちゃん細すぎ。もっと食べないと死んじゃう。」
「死なんわボケ。」
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七瀬(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！たしかに似てましたね！ (3月27日 18時) (
レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
りん - 月永レオみたいでかわいい！応援してます‼ (3月27日 18時) (レス) @page4 id: 78eb0d0847 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - カンパチさん» ありがとうございます！！ (3月23日 22時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！！嬉しいです！！ (3月23日 22時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
カンパチ - クラシカロイドもマッシュルも好きな私には神作品です！更新楽しみにしてます (3月23日 18時) (レス) @page6 id: 5b38686f3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬 | 作成日時：2024年3月17日 0時
