2話 ページ3
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次の日、イーストン魔法学校の廊下にて。
1年生の教室へ続く廊下をムジカは歩いていた。
生徒「なあ、あの子可愛くね？」
生徒「ん？うおっ、マジだ。……って、子供？」
生徒「制服違くね？でも可愛い……。」
「あぅ……注目されてる……。」
道行く人達に視線を送られ、ムジカは萎縮してしまい怯えている。
彼女は演奏会などで注目されているのは慣れているが、こういう注目のされ方は慣れていないのだ。
そんな彼女に、1人の男子生徒が近づいてきた。
？「アレグロ先輩？」
「！！君は！！レインの弟くん！！」
フィン「あはは…フィンです。」
彼の名はフィン・エイムズ。
ムジカの同い年であるレイン・エイムズの弟であり、ムジカの今年の同級生だ。
フィン「アレグロ先輩、今年も1年なんですね。」
「うむ、そうなのだ！学校に来たのも久しぶりだ。」
フィン「ふふ、だと思いました。クラス表見たんですけど、僕たち同じクラスみたいです。良ければ一緒に行きませんか？」
「そうなのか！！ならば一緒に行かせてもらおう！！……注目されてて怖いとかじゃないぞ？ほんとだぞ…。」
フィン「！ふふっ、わかってますよ。」
フィンとムジカは教室に行き、席は自由だったため2人は隣に座った。
ムジカは興味深そうに人間観察をしながらも、他人からの視線に怯えてはフィンにしがみついていた。
そして教師が来て授業が始まった。
教師「今日は最も基礎的な「鍵を開ける」呪文を学びましょう。では私がまずお手本を見せます。“オプティアース”。鍵を開けるイメージを魔力で送り込みます。それでは実際にやってみましょう。」
「そんなもの、呪文がなくともできるぞ。」ｶﾞﾁｬｯ
フィン「やっぱりすごいですね…。よし、僕も。“オプティアース”。」ｶﾞﾁｬｯ
「おお！できたではないか弟くん！褒めてやろうぞ！」
フィン「あっ、ありがとうございます！」
2人がじゃれている中、前方の席からガキンッという音が聞こえてきた。
2人がその方を見ると、1人の男子生徒が力ずくで鍵を壊していた。
？「……先生…開きました。」
教師「いやっテメっそうじゃ…そうじゃねえだろうがあああ！！！ここ魔法学校なんですけど！？魔法を学ぶとこなんですけど！？」
？「いや自分…。」
教師「あ"あ！？」
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七瀬(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！たしかに似てましたね！ (3月27日 18時) (
レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
りん - 月永レオみたいでかわいい！応援してます‼ (3月27日 18時) (レス) @page4 id: 78eb0d0847 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - カンパチさん» ありがとうございます！！ (3月23日 22時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！！嬉しいです！！ (3月23日 22時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
カンパチ - クラシカロイドもマッシュルも好きな私には神作品です！更新楽しみにしてます (3月23日 18時) (レス) @page6 id: 5b38686f3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬 | 作成日時：2024年3月17日 0時
