5話 ページ7
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その言葉にストーカー野郎のことを思い出しイラッとしてお盆を持つ手に力が入った。
「変えたっちゅうか変えられたわ。無理やりな！クソが！」
太宰「ふむ…。」
まだわしの手を離さず、太宰はなにやら考え込んだ。
いや離せや。
太宰「夜与ちゃん、最近誰かに付きまとわれたりしてないかい？不法侵入されてたりとか。」
「…なんで？」
あー、やっべ。
これ回答間違えたわ。
人に質問して疑問で返ってきたら、それは嘘を考える時間稼ぎになる。
太宰は頭がバチくそいいから、当然フョードルのことはバレただろう。
太宰「されてるんだね。」
「…そーやけどォ？」
太宰「なにか怪我を負わされたりは？」
「あらへんよ。むしろお世話されとる。」
そう答えれば、またなにか考え出した。
なんやもう、戻ってええかな。
太宰「夜与ちゃん、携帯出して。」
「あん？」
太宰「もう、すぐ喧嘩売らないの。はい、盗った。」
「あ！？」
携帯を入れていたポケットに手を当てると、そこには何も無かった。
代わりに太宰の手にはわしの携帯があった。
太宰は何かを携帯に打ち込むと、わしに返してきた。
太宰「私の連絡先を追加しておいたよ。何かあったら直ぐに連絡するんだ。いいね？」
「なんでお前なんかに頼らなあかんねん。しばくぞコラ自i殺愛好家コrrrrラァ。」
太宰「わあすごい巻舌。」
そう言って愉快そうに笑ったかと思えば、立ち上がって真剣な顔つきをしてわしを見下ろした。
太宰「いいかい？君に付きまとっている奴はとても危険なんだ。奴のことは信用してはならないよ。」
「太宰…。
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わしに付きまとっとる奴が誰か知っとるお前も怖いし信用出来へんからな？」
太宰「うぐっ…！」
太宰のアホは胸を押さえてうなだれ、「さすが夜与ちゃん…容赦ないね…。」なんて言っている。
いや、事実やろ。
なんでわかったねん。
………というか。
「あいつが危険なことくらい、とっくに知っとるよ。」
太宰「…だよねぇ。少しお節介がすぎたかな。」
「ほんまやわ。」
太宰「ふふ、ごめんね。」
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ユウ(プロフ) - メープルさん» ですよね！！いつの間にかいることが当たり前になってると錯覚しそう (12月1日 17時) (
レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
メープル - 私もドス君にストーカーされたい←おい (12月1日 17時) (レス) @page8 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - オタクさん» ありがとうございます！体調治ったら更新しますね〜！ (7月22日 2時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - ベルゼさん» ありがとうございます！頑張ります！ (7月22日 2時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - まーくんさん» ありがとうございます！ (7月22日 2時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬 | 作成日時：2023年4月11日 22時
