謎6 ページ7
放課後になり、山菜ちゃんが俺の所へ来た。
山「ユーくん。一緒に行こ。」
「おう、いいぜ。」
教科書などをしまって席を立つと、山菜ちゃんが腕を絡ませてきた。
「あの…山菜ちゃん？お胸が当たっておりますが？」
山「こうしたらユーくん逃げないでしょ？」
「逃げねえよ…とりあえず離してくれ…//」
山「フフ。ユーくんっていつも色々言ってるけど結構初心…。」
本当に勘弁してくれ…。
俺らはその体制のままサッカー棟へ向かった。
inサッカー棟
「ちゃす…。」
山「こんにちは。」
瀬「お、ユー！今日は来たんだな！」
そう言って山菜ちゃんがいる方とは反対の方の肩を組む瀬戸ちゃん。
「ねー…なんで引っ付くの…。」
瀬「お前の反応が可愛いからな。」
「ぶっ飛ばすぞ。」
瀬「お前ってアタシに容赦ないよな。」
まあ、絡みやすいから。
…別に気ぃ許してるわけじゃないけど。
浜「ちーっす。…あ！ユーー！ﾀﾞｯ」
「うぉあ！？浜野！！急に抱きつくな！！」
浜「でもちゃんと踏ん張ってくれるとこ好き〜♪」
そう言いながら離れる浜野。
ハッ！
浜野が来たということは…！
倉「うっす。」
「倉間ぁああ！！( /*＞ω＜)/」
倉「ぐぇ！？」
速「ユーくん、今日は来てたんですね。」
「今日はなんもなかったからな！にしても倉間は相変わらず可愛いなあ♪」
倉「や め ろ！！」
と、俺を押し返す倉間だが俺はそこらの女よりやわではないのでビクともしない。
倉「ぐっ…う…！！」
「かわいー♡」
倉「俺は可愛くない！！」
そうやってしばらくじゃれていたが、天馬たちの気配がしたのでやめた。
倉「…。(もう辞めんのかよ…。)」
浜「ちゅーか倉間、いつも嫌がってっけど本気で押し返してないよな。」
速「ですね。」
倉「なっ、なわけねぇし！！」
何事じゃ？
まあいいや。
松「こんにちはー！」
信「あー！ユー先輩だ！」
影「本当に来てくれたんですね！」
「そんなに信用ない？」
酷くね？
後輩酷くね？
狩「いつも来てないんだしそうなるでしょ。」
「マサキまで！？うわーん剣城！みんなが酷いよ！ｷﾞｭ」
剣「ちょっ、抱きつくのやめてください！」
「よしよしもしてくれないの？」
剣「ッ！//」
赤面しつつも撫でてくれた。
許すっ！！
…でもそんな顔真っ赤にするほど怒るならやらなくてよかったんだよ？
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作者名：七瀬 | 作成日時：2021年7月23日 2時
