謎1 ページ2
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
「んぁ？朝か…。」
鳴り響く目覚ましを止めて起き上がる。
寝ぼけてる頭を覚醒させるためにカーテンを開けて朝日をあびる。
「んー…！はぁ…ねみぃ。」
ぼやいても仕方ねえと思ってリビングへ行き、パンを焼いてコーンスープ入れて胃に収める。
いい時間帯になったら制服に着替えて学校へ行く。
「お？あのピンク髪は…！」
ピンクの髪が見え、そいつに向かって走る。
「蘭丸！おはよー。」
霧「おう、おはよう。」
こいつは俺の幼馴染の1人、霧野蘭丸だ。
女みてえな見た目だが残念ながら男だ。
女なら良かったのに…。
霧「なんか失礼なこと考えてないか？」
「お前が女ならおっ○い揉み放題だったのにって考えてたけど。」
霧「俺が女になっても絶対揉ませねえよ。」
「は？ならラッキースケベ狙うわ。」
霧「おい。」
霧野もいつかおっ○いの良さがわかる。
絶対。
神「おはよう、2人とも。」
「おはよー。」
霧「おはよう。」
こいつは俺のもう1人の幼馴染、神童拓人だ。
神童財閥の御曹司で、ピアノがめっちゃ上手い猫好き。
「猫の毛ついてんぞ。コロコロしてねえの？」
神「ん？本当だ。ちゃんとしてきたつもりなんだが…。」
「猫は性格は素っ気ないけど毛は構ってちゃんなんだにゃあ♪」
霧「ッ…！////」
神「(霧野、悶えてるな。まあ、ユーリは案外可愛いところあるからな。)」
なんか黙っちゃったんだけど。
「とりまはよ行こうや。遅刻は御免蒙るぜ旦那。」
神「そうだな。行くぞ、霧野。」
霧「あ、おう。」
「ねえツッコミは？？」
無視されたんだけど。
なんで？
まあいいけど？
こんなんで凹む俺じゃねえし？
目から塩水なんてでてねえから？( ；꒳； )
霧「置いてくぞ。」
「サッセン。」
酷いお方です。
そのまま雑談しながら学校へ登校した。
「それじゃ、また昼休みな。」
霧「ああ。」
神「またな。」
実は俺はあの二人と同じクラスではない。
あの二人は同じクラスなのに…。
俺のクラスは2年3組。
同じクラスなのは…
山「ユーくん、おはよう。」
「おはよー、山菜ちゃん。」
山菜茜だ。
山菜ちゃんは俺の事をユーくんと呼ぶ。
というか、ユーって呼ぶ人は結構いるんだよな。
例えば…
錦「ユー！課題を写させてくれ！」
「ん、ほれ。」
こいつ、錦龍馬だ。
何故か土佐弁を話す。
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作者名：七瀬 | 作成日時：2021年7月23日 2時
