エスパー? ページ5
選手が発表されたので、私は更衣室へ向かう。
その道中で円堂さんと鬼道さん、豪炎寺さんを見かけたが、面倒なのでそのまま通り過ぎる。
円「あ、おーい!お前!」
「…。」
マジですか。
いや、気のせいだ。
うん、今のは私に言ったんじゃない。
円「お前、蘭堂だろ?」
「…はい、そうです。あなたは円堂守さんですよね?そして鬼道有人さん、豪炎寺修也さん…合っていますか?」
円「おう!これからよろしくな!」
「ええ、よろしくお願い致します。」
手を差し出されたので握手を交わした。
円堂さんからは親しみの匂い、その他2人からは警戒の匂い。
無理もないですね。
「とりあえず後で話しましょう。今は着替えなくては。」
円「そうだな!じゃあまたな!」
「はい。」
私は更衣室に入り、そこに用意されていた0番のユニフォームに着替えた。
「サッカーに0番なんてあったんですね。」
スポーツは奥深いな。
着替え終わったので入場ゲートに入った。
いや、風船だらけ…。
そしてもんが開かれ、風船とともに入場する。
角「出てきましたァー!日本代表の面々がイナズマジャパンのユニフォームを着て並び立ちました!!」
あ"ー!!
ここだとすごくうるさい!!
耳痛い!!
角「なんという壮観な光景でしょうか!!」
もう諦めましょう。
どう思っていても無駄でしょうし。
角「ここで皆さんにさらに嬉しい報告です!FFIアジア予選は日本で行われることが決定しました!」
式が終わって各自荷物を取りに行く。
「高専の制服とその他の物、秘密警察の物、普段着、あとは…ペット、禁止ですよね?」
ピコンッ
ん?
突然携帯が鳴り、確認してみると監督からのメールだった。
「「使い魔たちは野外に待機させてくださいねー( * ॑꒳ ॑*)っ⌒♡。.」…ふざけてるのか?」
おっといけない。
素が出てしまいました。
というかなぜわかったのでしょう。
エスパー?
とりあえずニア達は待機命令を下して、バス乗り場へ向かった。
バス乗り場に着いたので席に座って待っていると、一星充くんが来た。
「初めまして、一星充くん。蘭堂ネビュラです。これからよろしくお願いしますね。」
一「あなたが…初めまして!これから一緒にプレイできること、嬉しく思います!」
…監督の言っていたことは本当だったらしい。
彼は魂が2つある。
できるだけ刺激しないようにしますか。
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リュウヒメ - 続き、、、 (2022年6月5日 8時) (レス) @page30 id: 44b715b917 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七瀬 | 作成日時:2021年5月30日 0時