怪しい ページ25
稲「いや、珍しい蘭堂さんを見れて良かったです!」
西「確かに。怒ったらあんなふうになるんですね。」
「忘れてください。」
タ「ねえ、ネビュラ…。」
遠慮がちに声をかける基山くんに疑問を抱きながら振り返ると、私のスマホに東堂からLIMEが来ていた。
パイナップルゴリラ急に電話を切るな!要件が言えなかっただろう!
御託がすぎるんですよ。それで、要件は?
パイナップルゴリラそれはだな、狗巻、マイブラザー、そして俺がトレーニングコーチとしてイナズマジャパンについて行くことになったんだ!また同じだな、マイシスター!!
「うっそだろ…?」
不「声低っ…。」
「かっこいいだろう?(テノールボイス)」
不「俺には劣るな。」
中の人の声がいいだけでしょうに。←
それにしても、なぜあの3人が?
呪いの王の器と足が速い準1級術師と1級術師…うん、確かに適任かもしれませんね。
…いや、東堂いります?
まあ、それが上層部の判断なんでしょうけど。
「スゥ…仕方ないですね。私は監督に話をしにいきますので、失礼します。」
ミーティングルームを出て、監督のいる部屋へ向かった。
一星side
蘭堂が出ていったことを確認して、改めてあいつのことを整理する。
オリオンから来た情報では、あいつについてなんの情報もなかった。
その時点で怪しすぎる。
荒ぶっている様を見て何かボロが出るかと思ったが何もなかった。
そもそも、試合や練習以外であいつに関わることがない。
大体いつも外出しているし、食事も1人でとっている。
どうにかしてあいつの情報を見つけなければ…!
円「よし!みんな、試合で疲れてるだろ?早く飯食っちまおうぜ!」
鬼「そうだな。」
円堂の言葉でみんなが食堂へ向かった。
一「(絶対に暴いてやる。蘭堂ネビュラの全てを!)」
「んっくち!はて、噂話でもされているのでしょうかね?」
趙「随分と可愛らしいくしゃみですねぇー。」
「殺すぞ。」
趙「じょ、冗談でーす…。(苛立ってますね…刺激しないようにしましょうかね…。)」
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リュウヒメ - 続き、、、 (2022年6月5日 8時) (レス) @page30 id: 44b715b917 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七瀬 | 作成日時:2021年5月30日 0時